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履物の雨対策 [着物のこと]

こんにちは。

いよいよ緊急事態宣言も全国で解除され、
元の生活に戻るとか、新しい生活を受け入れるとか、

どうするのがいいのかつかめないまま
お出かけを意識しはじめています。

まだ着物でお出かけの予定はあるにはあっても、
確定さてない状態ですが、気持ちだけは準備の方向です。

今日は、車窓から眺めれば雲はモクモクと立ち上がり、
夏の雲を思わせ、目線をおろせば、

いつも間にか新緑がまぶしくなっていて、
またもや、季節が変化を見のがしそうでした。

春になったのもきづかず、
夏になるのもわからず、コロナには困ったものです。

いいこともあります、もちろん。

コロナの自粛でitomakiがハマったのは、
実はお料理。

あまり料理は得意でないので、
本を見ながらしか作ることができません。

今回のSTAY HOMEで時間があったので、
今まで出来なかった時間を得たんです。

例えば、水をしっかり切る、とか、
別の皿によけておく、とか

粗熱がとれたら、とか
冷蔵庫で冷えたら食べごろ、とか。

本には書いてあっても、あまりやっていませんでした。

順番とか素材の量は変えないけど、
端折って作っていたのです。

ゆっくり料理をすると、

コレにチーズを入れたら美味しいかな?とか
使った事のない野菜を買ってみようと思ったりして、

なんか、とっても楽しいし、
流しもキレイに使えるような気がしました。

・・でも、もう普通に元通り(笑)


さて、さて、
6月のお出かけと言えば雨対策ですよねー。

itomakiは、今まで下駄を愛用していたので、
雨でもガンガン歩いていて、

よっぽどのことがない限り、普通に下駄でした。

が、この最近は草履にも気持ちが動いて、
素敵な鼻緒をスゲたちょっとイイ草履を買ってしまってから、

草履で出かけたい心境です。

お友達の履物を密かにチェックしていたら
案外草履を履いている人が多いことに気づきました。

いつだったか、上京したときは、コッチは雨だけど、
東京は午後から晴れるという天気予報に賭けて

いい草履で上京しましたが、まさかの吹雪(笑)[雪]

途中で買った履物カバーは、

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履物はカバーしても、履くこと考えてますか?ってくらい

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指が入らなくて、ひどい目にあいました。
こんなんで、よく歩いていたと感心します。

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もちろん、その時は履物セレクトをミステイクしたので、
(というか、この日は全身ミステイク[がまん顔]

ちゃんと雨の日用の履物を履けば、
こんなことはなかったから、自分も悪いですが。

で、最近の習慣でネットをフラフラしていたら、
シューズカバーなるモノを見つけました。

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どうだ!

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見た目は悪くないように思います。
(そうかなーって思った方[黒ハート]ご愛嬌です)

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履き着心地は、歩くとカカトが脱げそうで微妙だったので、
分析すると、

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フィットし過ぎて足袋が大きいのが影響すると気が付き、
ピッタリ足袋(半オーダー)で参戦したら、

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今度はカカトがずれることなく、
大きい靴を履いて脱げそうな感覚はなくなりました。

あとはやはり、この余った部分が邪魔なことと
伸びるゴム特有のベトベト感で、

細かい砂やホコリが付きやすいのがちょっとストレスだけど、
雨の日に使えば大丈夫のようにも思えます。

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 ↑抜け殻

さて、試せる日は来るのだろうか。
いや、きっと来る!

快適である事を強く望んでやみません。

というか、雨の日用のおしゃれ草履を買えばいい、
と誰かitomakiに言っちゃってください。

またね。

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腰ひもを探す [着付け]

こんにちわー。

自宅待機を思い出しながらダラダラしています。
緊急事態から1か月以上たち、

県内は解除になった週末で、でも、まだ危ないですから、
家にいますが、なんかとっても幸せです(笑)。

家の中で片付けはいくらでもあるし、
他にもやることはいくらでもあるのだけど、

急がなくてよいのは、とても嬉しくて、
思うままに気持ちのままにやっています。

片付けて、お茶を飲んで、ゲームをして、
片付けて、ネットサーフィンして、考え事をして、

ゴロゴロして、片付けて、お茶を飲んで~

しかも、食事も買いだめしているから、
買出しに行かなくてもよくて、

なんか、献立を決めておくのって、いいですねー。
気が付かなたかったです。

今日に限らず、でかけないと、
家でやることが貯まらないから、楽ちんなんです。


さて、
GW(自粛)中、ネットで探していたのは、腰ひもです。

普通はモスリンとか、ゴムのモノを
使っている人が多いと思うけど、

実は、itomakiは、絹派です。

成人式のために揃えた小物の中に、
入っていたモノを、ずーっと使っています。

途中、ゴムのモノを使ったりしたときは、
「伸びない腰ひもなんて、使いにくい!」と文句を言ったら、

父に「この腰ひもは大事にして頂戴」と
静かに言われたので、捨てないでいました。

でも、ゴムの腰ひもをやめてからは、
もらった腰ひもをずーっと使っていました。

でも、さすがにボロボロになってきて、
あまりにみそぼらしいので、

新調しようと思って買ったのだけど、
思うようなものが見つからないのです。

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①がitomakiのお気に入りで、
②は数年前に姉から同じ腰ひもをパクったもの。

自分のがボロくなってきたのに、

姉のは綺麗だったので、うらやましくなって
無断で長期拝借していいます。

使っているうちに徐々に細くなってくるんです。

3本くらいあったのだけど、itomakiは
気が付いたら1本のみになっていました。

③が新調したもの。
一応アトガマとしています。

締まりはよいのだけど、微妙な滑りが
納得できないので、⑤をもう一本買ってみたけど、

こちらは、だいぶ細くて、
絹の量が数段違うように思いました。

④は、ある目的のために買った腰ひもで、
⑤は、こちらと近いように思いました。

④の「ある目的」に関しては、後日書きますです。

②と

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⑤は、やはり違うのかな?

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でも、ネットで見つけられないのだから、
もう市場に無いのかもしれない・・・。

姉の、着物小物箱に、あと2本あったけど。ニヤリ。

③をもうちょっと使ってみて、
①はさようならしようと思います。

そして、④と⑤は予備(笑)

たかが腰ひもなのだけど、
自分が思った以上にこだわっていて、

ちょっとビックリしています。

①さん、お疲れさまでした。

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ここまで使えば大事にしたと言っていいでしょ?

新しい腰ひもは、しっかり試せないでいますが、
買い物をしたことで、妙に満たされています(笑)。

またね。

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薄羽織が欲しくなる [着物のこと]

こんにちわ。

毎日コロナのことを考えています。
長期戦になるのでしょうから、

考えることはたくさんあるけど、
とにかく着物を着ることがでいないから悲しいです。

というか、機会がないから、
ちょっと、欲求不満ぎみです[パンチ]

それなら、ネットで機会をつくればいいでしょ?って
思うかもしれなし、そうしている着物好きな人もいるけど、

なんか、そこまでテンションを上げられないです。
脱ぐ時ちょっと、空しい気持ちにもなるし[バッド(下向き矢印)]

私にとって着物とは?も考えなくなったし、
言葉では言えないけど、でも、好きなんですよー。

ねー。それだけ[揺れるハート]

それでね、それでって訳ではないけど、

買ってしまいました。薄羽織。


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 ↑単衣の塩沢と麻の帯。


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 ↑結城と三重紗の帯

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 ↑小紋と染の夏帯


この薄羽織は、着物デザイナーの木越まりさんが、、

本当は、GWの東京キモノショーで
販売予定だった品物です。

(今年の東京キモノショーはコロナで中止)

ほかにも、カワイイカワイイ羽織が
たーっくさん、ありました。

海外で仕入れてきたレースを仕立てたもので、
いつ頃だったか、木越さんのFacebookには、

その時の様子がアップされていたので、
商品化するのを楽しみにしていました。

itomakiは、この緑の刺繍のモノと

ピンクのお花と、

Screenshot_20200523-120523.png

この、この黄色のマルマルでとても迷って、

Screenshot_20200523-120616.png

迷いに迷って迷って緑にしました。

素材はポリエステルなので、
思い切って冒険してみようと思い[ひらめき]

itomakiの着物の雰囲気と、
木越まりさんの着物の雰囲気はちょっと違うのだけど、

運命の出会いなのか、不思議な衝動にかられて、
発売前に買ってしまいました。

(しまった、ってわけではないです)

いいでしょーー、かわいいでしょーー。
コーデ楽しいなー。早く着たいなー。

木越まりさんは、この講習で知り合って、

「木越まりの着物デザイン講座」のブログ←クリック

それから繋がっていました。
仕事もお願いしたりして、とても影響を受けました。

「加花」というオンラインショップで
販売中です。
いろんなレースで色違いがありましたよー。

東京がはやく緊急事態宣言を解除してくれないと
茨城も宣言中とほぼ同じようでいるしかないだろうな。

6月の末の落語会のチケット頼んであるのだけど、
どうなっちゃうんだろ?

行きたいなー。着物で行きたいー。

またね。
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短いアンティーク帯を巻く [着付け]

こんにちわー。

今日で、自宅勤務15日目となりました。

たいへん満足生活中の自宅待機で、

経済的に成り立つのなら、
こんな生活もいいと思ったりします。

暑くもなく寒くもなく、
窓を開ければ、風も心地よく、

今までになく、時間に余裕があり、
ゆっくり料理をしたりしています。

不謹慎だけど、そんな風です。
長引けば、こんな生活は続きませんけど。

でも、もう終わりです。
今日はただの土日感覚。


さて、短い帯の事ですけど、

itomakiが見たYoutubeでは、
いろんな着方(というか巻き方)を紹介しています。

その中には、ホントお粗末なものもあって、
こんな内容で、よくアップできるなー?と

思わざるを得ない動画もなくもないです。

1つ前の投稿では、襦袢が着物から出る対策を
書きましたが、

お粗末なYoutubeでは、
「襦袢は着ない」だから出ないと言っていたり、

短いおはしょりも、
ひたすら下に引っ張る、と言ったり、

ヒドすぎる(笑)


あ、あ、短い帯の事ですけど、

普通の名古屋帯は360cmくらいありますが、
短い帯は、320cmくらいしかないモノが多いです。

40cm短い帯は、普通にお太鼓すると、
なんとか形になったとしても、

テが短くなってしまうか、
前の柄が上手く出ないことが多いです。

普通に結ぶと↓こうなって、

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お太鼓の下線が腰に付かないので、
ぷかぷかしがちです。

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でも、おススメの巻き方だと、

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腰にちゃんと着いて、しかも

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前柄もバッチリ出ます。

逆に、この巻き方だと、普通の長さの帯は
余り過ぎて、持て余すほどです。

分かりやすく巻き方を書くと、
胴に1重しか巻かないってことで、

残りは後ろに折りたたむってことです。
だから、後ろは少し多いです(笑)

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でも、充分でしょう!

手順はうまく説明できないけど、
クリップをつかって引き締めながらします。

①お太鼓柄調度よいところに帯枕をする。

②前柄を合わせて、残りは背中側に戻して折りたたむ

③手をいつもの位置に合わせて、残りを背中にたたむ

④仮紐で固定する

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⑤お太鼓を作る

⑥テをお太鼓に通し、帯締めをする

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です。

説明が困難なので、出し惜しみみたいでイヤだけど、
一人では写真もとれないので、勘弁して下さい。

動画で説明したくなってます。
写真でもわかりずらいのだから、

絵では問題外ですよね。すみません。
(ブログは自己満足です)

またね。
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アンティーク着物が着たくなる [着付け]

こんばんわー。

世間はコロナのことばかりで、
itomakiの自宅待機も8日目に突入しました。

ダラダラとネットを見ていると、
itomakiの好きそうな着物が広告に出てきて、

なんでわかるのかな?って思うくらいだから、
つい、クリックして、うっとりと眺めたりしています。

Youtubeも、見たくなるようなタイトルの
動画の宣伝が上がってきて、

ついつい、見てしまったりします。(研修を兼ねる)

毎年、ゴールデンウィークの頃は
とても気温が上がって、夏日になることも多くて、

GWから半袖デビューする人も多いです。

着物も、GWはやれ単衣だの麻の襦袢だのと、
心が浮かれる時でもあります。

今年はこの調子では、単衣の出番はなさそうだから、
って訳ではないのだけど、

夏物の絽のアンティーク着たいなーと。

実はこの長期自宅待機中に、
お直ししようと思っていた絽の着物は2枚。

どちらも、いろんな所が微妙に短いです。

まず、Youtubeで学んだ
「短い着物の着方」なるものを何個も見て、

どのくらい有効か、試そうと思っていたのです。

どこが長くて、短いかっていうと、
まず、分かっていると思うけど袖は長いです。

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襦袢はitomakiのサイズなのですが、
裄は少し短いです。

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裄とは肩幅と袖幅の合計なのですが、
それぞれに5分くらい短いので、

1寸ほどではないけど、そのくらい短いです。

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itomakiのいつもの着方で着ると↓こんな。

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工夫して着てみると↓こんなです。

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衣紋をたっぷり抜いて、
半衿をたっぷり見せる着方。

この着方は、裄に関していえば有効と思われます。

ですが、衣紋をたくさん抜いているので、
脇の下の後ろの生地がズレて見えてしまっています。

よって、おはしょりが短くなって、

上前ばかり引っ張ってしまうために、
剣先の位置もズレてしまいがちです。

普通に着るのと比べて、
掛け衿の合わさりも少なく見えます。

それでも、それでも、

腕は上げながら歩くわけではないので、
この着方では、5分~1寸の裄の違いは、

充分ごまかせると思います。

身丈はですねー、
おしょりが短くなるけれど、

後ろは余裕ができるので、
身丈は、あまり気になりませんです。

本来なら、身丈と袖丈を直せば、
幅はごまかせそうですが、

丈を直すってことは幅を直すことになるので、
迷う所であって、ごまかして着たいくらいです。


二枚目は↓コレ

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この裄は相当短いから、
裏技的着方をしても、ダメでした。

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裄、身幅のお直し決定です。

でも、身丈はまぁまぁイケているから、
これも、ギリギリ着れているとしたいところです。

でも、時間があるから
直そうかなとも思いますが、

衿を取って直すのは、本当に面倒なので、
迷い中。

直したら報告しますね~。

次回は、短い帯を巻く方法の検証です。

またね。
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