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押しかけ結城紬鑑定 [着物のこと]

こんばんわー。

暑い日が続いています。
猛暑より暑いのは、酷暑っていうみたいですね。

エアコンのない生活をしているitomaki家では、
ホントに、生死にかかわるような暑さです。はい。

セミは、やっと鳴きだしたみたいです。
ミンミンも、カナカナも、夜まで鳴いてます。


地元では、8月の第一週の金土日が、
夏祭りと決まっていて、だから、ちょっと浮かれて、

変な買い物をしてしまいました。

それは、「橘流寄席文字」で
提灯に名前を入れてくれるというもの。

地元の提灯屋と、地元出身の「橘 吉也さん」のコラボで、
お祭りの日が引き渡しだから、なのだけど、

DSC_1630.JPG

こんな感じ。
「やま貴」とは、父の呉服屋の店の名前で、

(勝手にだけど)itomakiがもらうことにしたので、
その記念に、作ってみました。

名刺も作りたいのだけど、作り方を知らないので、
どうしたらよいのか、検討中なんです。


さて、先週のことなのですが、
結城に住むお友達が、遊びに(?)来たんです。

そのお友達は、本場結城紬の織元をしていて、
伝統工芸士の資格も、最近とったのですが、

ちょっと、itomakiとは意思の疎通が悪くて、
本当は、itomakiが、結城にいくはずだったのに、

約束の日の朝、突然電話がきて、
「やっぱり、自分がitomaki家に行く」というので、

「えぇぇぇーー?」っつって、ビックリして、
まぁ、いいか!つって、お待ち申し上げていた訳なんです。

itomakiが、そのお友達のお家に行きたかったのは、
真綿をもらうためです。

真綿とは、繭を茹でて、広げて、5枚くらい重ねたモノ。

DSC_1570.JPG

それを何に使うのかというと、
今、リメイクしている帯の帯芯に貼るためなんです。

昔の帯は、なぜか帯芯に真綿が入っていて、
(↓ 昔の帯芯)


DSC_1618.JPG

独特の雰囲気は、この真綿によるものではないか?と
苦肉の策を考えたためで、

真綿を譲ってもらいに行こうと思ったけど、
持って来てくれることになりましたのです。

アンティーク帯だと現代の帯芯は、帯芯ばかりピンとして、
バランスが悪いような気がしていたんです。


お友達は、itomaki母が、2年前のキモノジャックで
着たいた結城紬が、良いモノだったから、

もう一度見て、復元してみようかと企んだらしく、
それを目的に、itomaki家に来たのですが、

近くで見たら、思ったモノではないと言っていたけど、
写真はやたら撮ってはいて、果たしてどうなのかな?


そのあと、「結城紬の糸作りを実演してあげる」と、
突然張り切りだして、

友達を呼べ!とか、コレを持っていろ!とか、
説明をしてあげるから、ツイートしろ!とか、

もうぅぅ、自分勝手だなー、と思ったりしました。

DSC_1567.JPG

そして、やりたいことをやって、帰って行きました。

その日の夜に、お友達のツイートやface bookをみたら、

「結城紬を鑑定依頼された」とか、
「糸作りを教えてあげた」的なニュアンスの記事だったので、

何しに来たんだろ?って、ちょっと思ったりしました。

よって、一週間遅れましたが、
itomakiのツイッターにも、動画を載せましたので。

よけれれば、itomaki07のアカウントで、
糸作りを見て欲しいと思います。

またね。
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