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両方A面の半幅帯 [着物のこと]

こんばんわ。

やっぱり残暑が厳しいくて、
予定通り、暑い暑いと書いています。

夜になると、コウロギが鳴いていて、
ちょっとだけ、秋の風を感じなくもない、ってとこです。

さて、この土曜日は、一人で上京して、
落語を聞きに行ってきました。

聞きに行った落語家は、志の八さんではありません。
昇太師匠や志の輔師匠でもありません。

その名も!!
「立川 只四楼」(笑)

・・・そもそも、タダシロウさんの落語を
聞きに行ったのではなくて、

タダシロウさん企画の落語会に
大好きなウエストランドがゲストで出るので行ってきたのです。

お友達を誘って、
池袋から東武東上線に乗り換える、という、

今までにないパターン。

itomakiは、ウエストランドの井口君が好きなんです(照)ポッ

井口君は、小さいオジサンですが、
タダシロウさんは、結構、男前でした。

今度の10月に二つ目昇進の落語会をすると言っていたので、
まだ前座ってことですけど、

まぁまぁ、面白かったです。

でも、それだけで上京するのはもったいないので、
訳があって、石田先生のお店に行ってみようかと。

麻布の石田先生のお店は、
「半幅帯の会」を開催中で、

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この中↑から2枚(表と裏)の生地を自分で選んで、
オリジナルの半幅帯を作ることができる、というもの。

動物の柄とか、バチカン模様とか、
更紗っぽいのもありました。

itomakiは、半幅帯は持っているけど、
どちらかというと、夏用であって、

紗とか、麻は持っているのだけど、
西陣っぽい、冬でも締められるものは持っていなくて、

案内のDMが届いたときに、
こんな半幅もいいなー、と思ったのです。

半幅帯は、両面使えるモノが多いけれど、
裏はやっぱり裏、という感じが強いように思うので、

両方A面にしようと思いながら、選び始めました。
(A面って、わかりますよね?)

itomakiのセレクトは、コレ↓

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右の緑の更紗は、自分で選んで、
裏の茶色地は石田先生が、選んでくれました。

緑の丸模様+茶色に黄色の葉という選択は
itomakiには全くなくて、でも、素敵だなって、思いました。

先生だったら、どれにしますか?と聞いたら、

梅の木と松皮菱なら、お正月の歌舞伎に行けそう!とか、

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こんな組み合わせも好きーといって、

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ワイワイ、キャーキャーしてしまいました。

ブログに載せたいので、写真を撮っていいですか?と
先生に聞いたら、(これは内緒だけど)

着替えてくるから、ちょっと待ってーといって、
絞りの浴衣に着替えてきました(笑・笑)

そして、今、いかにも選んでいるようにポーズをして、
最後に、

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半幅帯の本を出したから、それもよろしくーと、
ニッコリしてました。さすがです。先生!

帯も決まって、満足して、世間話をしました。

今までの、らくやでは、考えられないくらい、
ゆっくりと先生と話したような気がします。

楽しかったー。
充分楽しんだら、この後の時間に、

他のお客様(超有名な芸能人)が来られるというので、
itomakiは退散し、

他のお友達と、落語に向かったのであります。

ちなみに、この半幅帯は、
仕立て代込みで、37000円。9月初旬までですので、

お誂えに挑戦したい方は、是非、おススメです。

安くない。安くないけど、高くもない?のか?
お友達も、来週選びに行くといってたので、

どんなのを選んだのか、後で聞くのが、楽しみです。


帰りは池袋で丸の内線に乗り換えて、
東京駅のバス停の八重洲口を歩いていた時、

コウロギが鳴いていることに気が付いて、
こんな都会にも、いるんだねーって、お友達と話しました。

秋なのかも。

またね。
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胸が豊かな問題 [着付け]

こんばんわ。

暑い暑いと、文句ばかり言っていたけど、
ちょっと涼しい日があったら、

このまま秋になってしまったら、
ちょっと物足りないなーと感じていて、

このブログには、
残暑が厳しいと、文句を書けてちょっと満足しています。

まぁ、高校野球も終わって、ニュースにもらなくなって、
ある意味、夏も終わりですものね。


さて、前の前の回に、晒ブラのことを書きましたが、
作りかたを教えてほしいという、

たいへんうれしいコメントがありましたので、
ちょーしこんで紹介しようと思います。

受け売りですので、悪しからず、です。

エロい写真はありませんけど、
pnさんも、鉛さんも最後まで読んでくださいねー。


①お気に入りの手ぬぐいを用意する

②二つに折って、周りを縫う

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③マジックテープを片方つける

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④片方付けたら、自分につけてみて
ちょっときつめだな?と思う所に一番目の相手をつける

⑤そこから、3本相手をつけておくとよいかと思います

おわり


マジックテープはギリギリに付けず、
余りを多くしておいて、からだに巻き込むと

補正力が上がるのだそうです。

つけ方は、コツがあり、
下を向いて、胸を集めるとよいです。

多少きつい所から、何度か試していくと、
「よっしゃー!」と思う所があるそうです。


itomakiが作ってみた注意点としては、

マジックテープは、縫い付けた方がよいと思いますが、
ノリ付きのマジックテープだと

ミシンの針がベタベタになるので、すすめません。


それと、マジックテーブの太さも色々ですから、
テープの付け方も、色々でよいと思います。

itomakiはアンダーが少し細くなるように、
斜めに付けましたよ!ばっちりです。

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簡単にできるので、自分に合わせて調整・工夫すると
さらによいモノがでいると思います。

ふふふ。

またね。
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お気に入りの手ぬぐいにこだわる [着付け]

こんばんわ。

今日は夏休みの最後の日で、
暑い暑いといいながらも、

やらなければならないことをためていたので、
しかたなく、暑い暑いといいながらやりました。

大モノの洗濯とか、繕いモノとか、
夏物の着物を片付けるとか、です。

夏物は、「お盆を過ぎたら上布も着ない」なんて、
無理なことはしないのだけど、

あまりにも放置しすぎたので、たたむのです。

そもそも、夏でも絹の着物は洗ったりしないから、
本当は、本当は、最も楽なはずなのに、

「洗わなくてもよい」ということは、

「洗わない」という行為よりも、、
その印象の方が、現実的でないような気がしてます。

とにかく、汗を飛ばして乾かすことが大切で、
脱いだらすぐに干しますです。

衣紋掛けに干しておくだけで、本来なら
次の日にしまえばいいのだろうけど、

itomakiは、汚れとかもゆっくり見たいという理由から、
ついつい、干しっぱなしにしてしまいます。

干しっぱなしにしても、すぐしまえばいいのに、
汗や食べこぼしチェックをそこからして、

ベンジンなどを使って汚れを落としてから、
また干してしまうので、

更にしまうのが遅くなってしまうのです。
ホント、だらしない(笑)


えーと、今年の2月に参加した
「着物デザイン講座」で知り合いになった方と、

着物の時に下着をどうしているか?の話を
ランチの時にしていました。

itomakiは、最近年をとってきて、
太ったり、胸の位置が下がってきたりして、

どうも、着姿に納得できなくなってました。

そのお友達は、スポーツ用品の開発をしていて、
発汗性の良い素材で、下着を作ってほしいと、

頼んでみましたが、
化学繊維は磨れるので、良くないと断られて、

晒(さらし)で作るのが一番良いと教えてもらいました。

晒でブラジャーを作るなんて、
最も苦しいような気がして、信じられませんでしたが、

モノは試しで作ってみようと思い、
言われたように白い晒とマジックデープで作ってみたら、

まぁまぁ、形になって満足して使っていたら、

しばらくしたら、そのお友達からラインが来て、
「itomakiのことが気になっていたから」と言って、

作り方を書いてくれたんです。
そしたら、その中の一番初めに大変重要な事として、

お気に入りの手ぬぐいで作る

と書いてあったんです。白い晒でなんて作っては、
完成したとはいえないと思い直して、

お気に入りの手ぬぐいを探しはじめたのだけど、
なんと[exclamation×2]、1枚では足りないことに気付いて、

諦めていた矢先、切り売りの反物をみつけたんです。

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本来なら、矢印のあたりが手ぬぐいの長さだけど、
欲張りだから、さらに多めに購入(笑)

多く買った部分も、汗取りとして使えるように工夫し、
やっと完成しました。

屈折半年(笑)

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今度の女子会は、これで完璧です。

組紐の先生が、先日の浴衣パーティのブログを 書きましたので、張っておきます。

またね。
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押しかけ結城紬鑑定 [着物のこと]

こんばんわー。

暑い日が続いています。
猛暑より暑いのは、酷暑っていうみたいですね。

エアコンのない生活をしているitomaki家では、
ホントに、生死にかかわるような暑さです。はい。

セミは、やっと鳴きだしたみたいです。
ミンミンも、カナカナも、夜まで鳴いてます。


地元では、8月の第一週の金土日が、
夏祭りと決まっていて、だから、ちょっと浮かれて、

変な買い物をしてしまいました。

それは、「橘流寄席文字」で
提灯に名前を入れてくれるというもの。

地元の提灯屋と、地元出身の「橘 吉也さん」のコラボで、
お祭りの日が引き渡しだから、なのだけど、

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こんな感じ。
「やま貴」とは、父の呉服屋の店の名前で、

(勝手にだけど)itomakiがもらうことにしたので、
その記念に、作ってみました。

名刺も作りたいのだけど、作り方を知らないので、
どうしたらよいのか、検討中なんです。


さて、先週のことなのですが、
結城に住むお友達が、遊びに(?)来たんです。

そのお友達は、本場結城紬の織元をしていて、
伝統工芸士の資格も、最近とったのですが、

ちょっと、itomakiとは意思の疎通が悪くて、
本当は、itomakiが、結城にいくはずだったのに、

約束の日の朝、突然電話がきて、
「やっぱり、自分がitomaki家に行く」というので、

「えぇぇぇーー?」っつって、ビックリして、
まぁ、いいか!つって、お待ち申し上げていた訳なんです。

itomakiが、そのお友達のお家に行きたかったのは、
真綿をもらうためです。

真綿とは、繭を茹でて、広げて、5枚くらい重ねたモノ。

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それを何に使うのかというと、
今、リメイクしている帯の帯芯に貼るためなんです。

昔の帯は、なぜか帯芯に真綿が入っていて、
(↓ 昔の帯芯)


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独特の雰囲気は、この真綿によるものではないか?と
苦肉の策を考えたためで、

真綿を譲ってもらいに行こうと思ったけど、
持って来てくれることになりましたのです。

アンティーク帯だと現代の帯芯は、帯芯ばかりピンとして、
バランスが悪いような気がしていたんです。


お友達は、itomaki母が、2年前のキモノジャックで
着たいた結城紬が、良いモノだったから、

もう一度見て、復元してみようかと企んだらしく、
それを目的に、itomaki家に来たのですが、

近くで見たら、思ったモノではないと言っていたけど、
写真はやたら撮ってはいて、果たしてどうなのかな?


そのあと、「結城紬の糸作りを実演してあげる」と、
突然張り切りだして、

友達を呼べ!とか、コレを持っていろ!とか、
説明をしてあげるから、ツイートしろ!とか、

もうぅぅ、自分勝手だなー、と思ったりしました。

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そして、やりたいことをやって、帰って行きました。

その日の夜に、お友達のツイートやface bookをみたら、

「結城紬を鑑定依頼された」とか、
「糸作りを教えてあげた」的なニュアンスの記事だったので、

何しに来たんだろ?って、ちょっと思ったりしました。

よって、一週間遅れましたが、
itomakiのツイッターにも、動画を載せましたので。

よけれれば、itomaki07のアカウントで、
糸作りを見て欲しいと思います。

またね。
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