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「いちょうまつり」でワークショップ [山本和裁研究学院]

こんばんわ。

毎年ですが、この時期は、
いちょうまつりのネタで推しています(笑)

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今年は紅葉が遅いらしく、
道が絨毯のように黄色くなっていません。

葉もほとんど落ちていないし、木も緑が残っています。

でも、銀杏のにおいが少なくて、
ある意味では、助かった気がしています。

そんな中、ワークショップなるものを催しました。
内容は前回の記事の通りです。


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とーってもたいへんでした。
当日もですが、準備も、です。

それと、自分は和裁ができないのに、
「和裁体験」というお題は主催者から決められていたのです。

確かに、母の和裁学校の名前で参加するので、
当然といえば、当然で、

普通に考えれば、お茶の子さいさいなのでしょうが、
上記の理由で、たいへんでした。

でも、和裁をできない人が考えただけあって、
超初心者でもできるよう、考え抜かれたモノが

できあがりましたーーー。

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 ↑ 麻の葉堂(一緒にイベントに出ている)の麻美ちゃんに、
生地を少しわけてもらいました。かわいいーーー。

10センチくらい縫うだけで
着物クリップが出来上がるなんて!すばらしい(笑)

午前中は、母も指導してくれたので助かりました。
午後は電気屋から電話があって帰ってしまいました。

早々に着物男子も参加してくれて、
うれしかったり、ビックリしたりしました。

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母が登場したら、隣のブースの
建具屋さんや、造園屋さんや、歴史館の係りの人が

挨拶に来てくれたので、
「あー、お母さんってスゴイんだな」って思いました。

前からちょっと、スゴイのかな?とは思ってはいましたが。

この、みんなが挨拶に来るということは、
帰ったらすぐに電話でばーちゃんに報告し、

電話口で、「実はすごいんだねー」と、
それぞれ、母と娘を褒め合いました。


ワークショップの方は、おかげさまで完売し、
最後の頃のお客様はお断りしてしまいました。

お客様の中には、itomakiのブログを
楽しみにしてくれている方もいらしてくれて、

とても嬉しくて、感激しました。
モンチちゃんと父の話が好きらしいです(笑)

週に1回はアップするようにしますので、
続けて読んでいただきたいと思ったりします。

とりあえず、ネット環境を変えても消えていないし、
今月末で大丈夫なら、安心していいと思ってます。

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 ↑ 和文化着物イベント担当の3人

来年も混ぜてもらえるといいなーと思って止みません。

あ、プラザという地元の情報誌の1月号に
このおまつりの写真が載るみたいです。

itomakiと母も写真を撮ってもらったので、
載るかどうか楽しみです。

次のワークショップは何にしようか、
もう考え始めていて(笑)、

皮算用もまた、楽しいものです。

またね。
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ベストカップルで賞 [山本和裁研究学院]

こんばんわ。

最近は忙しくて、ニュースも見ていないので、
何が世間を騒がせているのか、知らないでいます。

昨日までの三連休は、自分の時間を過ごすはずでしたが、

金曜日に打った、
インフルエンザの予防接種が利きすぎて、

頭が痛かったり、だるかったりで、
ダラダラしたり、ダラダラしたり、ダラダラしたりでした。


さて、来週の日曜日は、毎年恒例の
「茨城県立歴史館いちょうまつり」です。

4~5年前にキモノジャックで利用してから、
色々あって、

昨年から「和文化着物イベント」に
参加しています。

昨年は、itomakiがデザインしたリメイク着物を
展示させてもらったのですが、

今年は、ワークショップもすることになりました。

知らなかったけれど、和裁体験ということらしく、
それって、itomakiでは無理でしょ?って思ってます。

それで、今年は母も参加し、コレ↓作ります。

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 ↑ 蝶々型着物クリップ

これは、何に使うのか?というと、

HORIZON_0001_BURST20191104195040993_COVER.JPG

食事の時に、こんな風にしたり、

HORIZON_0001_BURST20191104194614578_COVER.JPG

たすきみたいにこんな風に袖をつまんで・・とか、です。

今年も、イベントは盛りだくさんで、

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建具・タイル・造園の技能士会の体験とか、
学生が音楽を演奏したりとか、

夜はプロジェクションマッピングとか、盛大です。

itomaki達の着物チームは、
昨年と同様の出店で、

麻の葉堂がアンティーク着物の販売

和あらかるとは、かんたん着物レンタル(2000円)と
組紐体験(1000円)

itomakiの山本和裁研究学院は、リメイク着物の展示と、
ワークショップ(400~1000円)です。

今年の展示は、アンティーク大島のリメイクで、
「男女ペア着物」

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女性の着物と男性の羽織がお揃いで

女性の八掛と男性の半襟、羽織紐を
同色コーデしてあります。

写真では見にくいですが、
2枚の着物をパッチワークして仕立てました。

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まるで1枚のような自然な仕上がり(笑)。
是非、見に来ていただきたいです。

いちょうまつりはもう始まっていて、
2019年11月1日(金)から23日(土・祝)まで

itomakiの出展は、11月10日(日)10時から15時
11月9日(土)~12日(火)のライトアップは必見です。
江戸文字や落語も面白そうです。

昨年のいちょうまつり 着物コレクション
貼っておきます。youtubeに飛びますのでクリックお願いします。

またね。
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リメイク着物のブース [山本和裁研究学院]

こんばんわ。

今日は、とても良い天気で、風もなく
過ごしやすい日でした。

茨城県立歴史館では、11月1日~23日までの間、
「歴史館いちょうまつり」を開催していて、

とてもきれいな銀杏並木が迎えてくれています。

イベント中、特設ステージでは、高校生の音楽部が
和太鼓とか吟詠詩舞とか、オーケストラとかの

演奏も聞こえてきて、和やかな昼下がり的で、
雰囲気がとてもよかったです。


毎年お客としてイベントに来ていましたが、
今年は「リメイク着物」を展示させてもらいました。

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↑ 逆光のため、こんな写真で悲しいです。

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↑ かんたん着物は、
itomakiもいつもお世話になってる岩田先生で、

かんたん着物レンタルと組紐体験。


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↑ 麻の葉堂のあさみちゃんは、
時々itomakiも買い物するアンティークショップの店主で

アンティーク着物のレンタル。

ちなみにitomakiは、展示だけで、
これでいいのかな?って思ってました。

プロのカメラマンとかも来ていて、
着物で来館した方は、写真を撮ってくれるのに、

撮影に協力できなくて、スミマセン・・・という感じ。

itomakiを応援に来てくれたお友達の中には、
着物で来てくれた方もいるので、

その方は撮影してもらったけど、

撮ってくれたデータはもらえなくて、
どうなってしまったのか、不安です(笑)


itomakiが展示した作品は全部で5つです。

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女物(左)は、泥大島のアンティークで、
丈の短かった着物に、別の大島の生地(濃い茶色)を剥いで、

身丈を伸ばし、itomakiサイズに仕立て直しました。

カエデの帯もアンティークですが、
これは買ったものをコーデしました。

男物(右)は、本塩沢で、
女物を2枚組み合わせて、男物のアンサンブルにしました。

羽織の袖はおしゃれで半分の幅の広口にしました。

あとは、このブログでも紹介した、
帯とか、帯とか着物とかです。

itomakiの作品はミシンで縫ってしまうけど、
人形に着せた着物は、和裁士に縫ってもらったので、

本当に着物です(←意味不明・(笑))


itomakiのブースに足を止めてたお客さんは、
他の二つの着物ブースのお客さんとは

ちょっと客層が違っていて、
今後itomakiがリメイク着物を作っていくにあたり、

とてもよい経験になったと思っています。

テントの撤収が終わったあとに、
着物ブースの3人で写真を撮りました。

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レア参加のitomakiを真ん中にしてくれて、
とっても嬉しかったです。

今度、このような機会をもらえたら、
もっと積極的に見学してもらえるように、

看板とか、説明文とかを作って、
着物の仕立ての特徴がわかるようにしたいです。

休日のいちょうまつりのイベントはまだまだ続きます。

ライトアップ、プロジェクションマッピング、
有名人のコンサート、落語会などです。

来週は、ピアノのコンサートがあるので、
そちらにも行くつもりです。

またね。
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「いちょうまつり」でリメイク着物を展示します [山本和裁研究学院]

こんばんわ。

数日前から気が付いていたけれど、
11月になっていて、

よく言われるていることだけど、
カレンダーが最後の一枚になってます。

毎年11月は、良い頻度で着物を着ることができていて、
今年も、土日の度に着ることができそうです。


今月の大大イベントは、なんといっても
「茨城県立歴史館 いちょうまつり

昨年までは、茨城キモノジャックのお手伝いをしていたから、
大忙しでしたが、

今年は、いちょうまつりのイベントに
直接参加させてもらえることになったのです。

itomakiのブースは、「リメイク着物」

ずっと作ってきた、
着物達を展示する機会を頂きました。

よって、今年は、いちょうまつりの宣伝を
いたします[断言!]

SNSを使って宣伝するようにと、
担当者のパワハラが凄いのです(笑)

でも、itomakiは、本業の仕事の都合上、
あまり宣伝はできないので、

おとなしくしていたのですが、
そんなの、書き方でどうにでもなるでしょ?

ってことで、

そもそも、いちょうまつりとは、
茨城県立歴史館で11月に催されるイベントです。

詰め込み過ぎて、どこを見ていいかわかりませんが(笑)

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こんなにたくさんの、出し物があるのです、

itomakiは、11日(日)に、
母の学校の名前で、リメイク着物を展示します。

他の着物ブースでは、
アンティーク着物と、簡単着物(3部式)の試着体験や、

プロの写真家による写真撮影、フォトスポット巡り、
アド街ック天国風な、ちょっとだけでる動画等、

数時間は楽しめるようになっています。

他にも、技能士会や、ミニ新幹線[電車]など、

チラシの字も細かくて
よく読まなければ、わからないほど、詰め込んでいます。

それと、いちょう並木のライトアップと
プロジェクションマッピングにも力を入れています。

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そして、今日、NHKの「いばっチャオ」に
着物ブースの方と出演してきました。

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itomakiのセリフは、

着物好きな方にお勧めのイベントです。
11日(日)に

「いちょうまつり 着物コレクション撮影会」を
開催いたします。
いちょう並木をバックに写真をとることができます。

レンタル着物も用意しています。
11時から14時までの好きな時間にご参加ください


でした。

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「撮影会」というのは、
いろんな意味にとれるのですが、

itomakiは詳細を知らないでいます。
撮影会って、なんなんだろ?

またね。

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アンティーク帯リメイク② [山本和裁研究学院]

こんばんわー。

昼間は暑いけど、やっぱり秋になってきたって
思ったりします。

果物も、すいか、桃は終わってきて、
ナシや栗を見るようになりました。

SNSは、秋のイベントの告知や
習い事の体験イベントが気になるますです。

気になるといえば、今年は災害は大きくて、
少し前の台風では、広島にすごい被害がでたのに、

大阪→北海道の地震と続いて、はじめの頃のは
もう、忘れてしまいそうですよ。


そして、いつから始めたのかは、もう、
さたかではないけれど、

アンティーク帯リメイクが完成しました。

この帯を仕立てるにあたり、
アンティーク帯独特の、「アノ感じ」をだそうと思い、

帯芯に真綿を貼ってみることにしたのです。

そのことを母に相談したけど、
「そんな面倒くさいことは、やりたくない」と、

付き放されたので、
あえて、母の前でばーちゃんに、

「帯芯に真綿を貼るのを教えてほしい」と聞いてみたら、

(ばーちゃんは優しい言い方で、)
「ばーちゃんは、そんな仕立て方はしらないけれども、

昔の帯芯は、帯の生地と相性が悪いのがあって、
帯芯と帯がきれいに沿わないから、

そんな仕立て方をしたのかもしれないが、
今の帯芯は、そんなことないから、

面倒なことをしなくても大丈夫と思うよ。」って、

すごく普通に教えてくれて、
突き放した母とは、大違いで、嬉しかったけど、

結局、真綿の付け方は、わからないままだったから、
テキトーに、伸ばして、帯芯にペタペタ貼ってみたよ。

↓すごくわかりにくいけど、貼ってあります。

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帯芯を帯の中に入れてみると、

DSC_0114.JPG

うーん、そんなに違わないような気がしたので、

「もっと入れた方がいいかなー」と和裁友に聞いたら、

「ちょっと変わったような気がしますけど、
もっとしたければ、もっと入れればいいんじゃないですか?」と、

なんとも的確なアドバイスをもらったので、
さらに、入れてみたよ。

ひっくり返して、いれて、

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ひっくり返して、足してを繰り返して、
なんとか、仕上げました。

結局、気になっていた長さは、
3m65cmに仕上がっていて、充分です。

生成りの縮緬を、テキトーに切って、
テキトーに足していたから、

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左右のつり合いが悪くなってしまったけど、
最終的に、まっすぐなら大丈夫[黒ハート]ってことで、

弛みもなく、ちゃんと出来上がり、
itomakiの天才ぶりが発揮されたわけです。

大先生の最終チェックは、やっぱり厳しくて、
ココがかぶり過ぎてるとか、縫い目が出てるとか、

真っ直ぐに縫えてないとか、ダメ出しばかりで、
やっぱりちゃんと出来てはなかったのだけど、

ここでも、最終的には、「自分のだから、大丈夫」
「着てしまえばわからない」で、押し通しました。

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この帯は、ボケの花と鳥が染め&刺繍されています。
春になったら、締めたいと思うので、

それまでに、しっかりアイロンをかけて、
押しをして、なじませようと思います。

楽しみナリ。

アンティーク帯リメイク①

↑ ①を貼っておきます。

またね。
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アンティーク帯リメイク① [山本和裁研究学院]

こんばんわー。

いつの間にか梅雨も明けていて、
6月中に梅雨が明けたのは、

観測史上、初めてなのだそうで、
この先、絶対雨が降るだろうから、

そこまで「梅雨」にしてしまえば、
あとの言い訳になるだろうに、なんて、

誰をかばっているのか、そんなことを考えてます。


えーと、和裁学校(夜間部)には、ちゃんと通っているけど、
先生(母)が、なかなか教室に来てくれなくて、

自己流のリメイクになりつつあるのだけど、
信用できる和裁友のアドバイスを100%信用して、

がんばっておりますです。

先生がなかなか教室に来てくれないから、

単衣の羽織(袷の着物からのリメイク)と、
単衣の紬(多分結城縮)が放置されています。

それでも今週も、先生は来てくれなかったから、
新たなリメイクに手を出してしまいました。

この帯は、今年の春に何度か締めたけれど、

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帯が短くて、お太鼓の柄が上手く出なかったり、

お太鼓が小さくなってしまったりして、
可愛いのに、納得できる帯結びが出来なかったから、

羽織を着て、ごまかしながら着ていたから、
思い切って解いて、クリーニングに出してみたのです。

クリーニングのお兄さんは、
きもののクリーニングを売りにしているくせに、

itomakiのこの帯を薄いから、という理由で
夏物の袋帯という料金で請求してきたので、

冬物の、普通の名古屋帯なのにって思ったり、

出来上がりも、メインの柄でない所を指して
「キレイになりました」などど言ってくるので、

裏なのだから、汚れなくて当然だろ!と
言いたくなったけれど、

いつも、文句ばかり言っている客と思われているだろうから、
ぐっとこらえて、お礼を言って帰ってきて、

クリーニングはプロでも、
着物はやっぱり難しいのだろうと、

優しい気持ちになりながらも、
イライラがつのるitomakiだったのであります。

いつも、イライラして、更年期だったらどうしよう・・・[ふらふら]


今まで、この帯のたれの所にある、織り止めの模様が
中途半端なところにあるのが気になっていて、

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せっかくなので、織り止めの模様が、
お太鼓の中に入るように縫い直したいのだけど、

なにぶん、アンティークだから、
色あせだけはどうしても隠すことができなくて、

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仕方がないので、
裏の部分(丁寧にクリーニングしてくれた部分)を切り貼りして、

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出来上がりが、こんな風になるように改造しました。

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新しい帯芯で縫いあげるつもりですが、
アンティーク風になるように、

帯芯に綿を張ってみようかとたくらんでします。

それは、まだやっていないので、次回にします。


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昨日は、久しぶりに着付け教室をしました。
浴衣の着方で、久しぶりに半幅帯をしめました。

またね。

アンティーク帯リメイク② ←リンク貼りました
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暑気払いできたと思う。 [山本和裁研究学院]

こんばんわ。

今日は昼間はムシムシ暑くて参りました。
部屋を片付けなければならないと思っていたのに、

ウダウダとしてしまって、
できませんでした。

だから部屋が散らかったままで、
余計に不快指数が高かったのだけれど。

夜になってしまえば、だいぶ涼しくなって、
どうでもよくなった、と思うようにして、

掃除は明日しようと、心に決めるitomakiです。

さて、昨日のことなのだけど、
和裁学校のお友達と暑気払いをすることになって、

お友達が以前から行きたがっていた
和食屋(居酒屋)的な店に行ってきました。

もちろん、着物で行こうと話していて、
何を着て行くか迷ったけれども、

和裁学校の暑気払いに行くのだから、
自分で縫った着物を着なければ[手(チョキ)]と思い立って、

数少ない出来上がった着物の中で選んだのは、
小千谷縮のアンティーク。

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なんかさー、東京に行くときは、
本気で何を着るか迷うけれど、

地元で着る時は、季節とかあまり関係なく、
着たいものが着れるから、とっても楽ち~ん[るんるん]

麻の着物と帯は、さすがに涼しくて、
外に出たら、少し寒いくらいに思って、

やっぱり麻の着物って、盛夏モノなんだなって、
しみじみ感じたりしました。

でも、気にしませ――ン。

1件目は、和食屋さん。
母も行きたいというので、一緒に行きました。

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考えてみたら先生なのだから、
本来こちらから誘うべきなのかもしれないけれど、

一緒に来てくれました(笑)


お腹いっぱい食べた後は、もちろん二件目。
コーヒーショップで、デザートタイム。

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イチジクのケーキが美味しかったです。

着物って、どうやったらまた普及するのか?
どうやったら、簡単に着れるのか?って、

少し熱く語ってしまいました。

便利GOODSを使ったり、
2つとか、3つに切って、ソコを帯で隠したり。

汗対策とか、洗える着物の事とか。

それでも、itomaki達が出した答えは、

「普通に着るのが一番簡単」ということ。

明治時代までは、子供だって着ていたし、
着物で掃除とか洗濯とか、旅行とかしていたのだから、

現代の人が難しいと思うのは、あくまでも
思いこみで、難しいわけないと思うのです。

動けないはずがないと思うのです。

簡単GOODSみたいなものもたくさん売っているけど、
GOODSを使いこなすのが、案外難しかったり、

コツが必要だったりして、面倒であるというのが結論。

コツをつかむために練習するなら、
普通に着るコツをつかむ方が理にかなっていると思う。

でも、itomakiも、モノつくりは大好きだから、
「こうすれば簡単にできるかな?」的なことを

考えるのは結構楽しいというのも、分からなくはないのだけど。
ということで、楽しい暑気払い出来ましたとさ。


今作っているのは、イチチジクの柄の単衣の羽織。

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この写真では、どの工程なのか、
全く説明できないけれども、作成中(笑)

袷だった着物を解いて、今年秋に着用予定・・・。
あくまでも予定。

またね。

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袴のウエスト出し [山本和裁研究学院]

こんばんわ。

GWもすっかり終わってしまって、
今後、仕事に励みがなくなって困っています。

もう、夏休みを楽しみにするしかないけれど、
あまりにも遠すぎて、楽しみにはならない気持ちです。


えーと、忘れてしまっているかもしれないけれど、
itomakiはまだ、なぎなた教室に通っていて、

ちょうど1年くらい前に、なぎなたの練習着を買って、
なぎなたの袋を帯で作ったりしていましたが、

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今月になってやっと先生から、
防具を付けた練習に加わっていいと許可が出て、

今までと違った練習ができるから、
また刺激になって、楽しみが増えたりしています。


実は、まだ防具を付けた練習に許可が出ていない時に、

職場の定年退職した(長身、やせ型、男性の)元上司が、
「断捨離をするから剣道の防具をもらってくれない?」

と言われていて、

年末のころ、なぎなたの先生に剣道の防具を
もらった方がいいのか、聞いたことがありました。

「もらってみたら?使えるかどうか、見てあげる」と
先生が言ってくれたので、

上司からもらって、先生に見てもらったら、
「使えるし良い防具だから、もらうべき」となって、

自宅で保管していました。

でも、この防具、思った以上にスゴイ防具だったんです。

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有段者や指導者が使うような防具で、
この度、それを修理して使うことになったのですが、

修理をしてくれる武道具屋さんが、
「これ、どうしたんですか?」と驚いていて、

なぎなたの初心者が使うものではない、と
鼻をふくらませていたのです。

でも、とても価値がある防具なのに、
捨てられたり、使われなかったらもったいないし、

でも、修理するのも、新品の初心者用を買うのと同等に
お金がかかるという葛藤も理解してくれて、

お店としても、新品を買ってくれた方が儲かるだろうに
と、気の毒がっても、

良いモノを、大事に使うことはよいこと、と言ってくれて
なぎなた用、初心者用に改造することに決めました。

itomakiも、よい着物があっても、
なかなか補修して着るのは難しいながらも、

着物を着物として利用することに価値を置いているから、

身分不相応でも、価値のある防具を使えて、嬉しいです。

もし、防具に心があったら、
「やりがいのない仕事になってしまった」と思うに違いない[ふらふら]


そろそろ、本題です。

その、長身。やせ型男性の、元上司から、
一緒に袴ももらったのですが、

お恥ずかしながら、itomakiには細すぎて、
脇の部分が開きすぎて、白の練習着が見えすぎて、

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↑ itomakiではない(笑)けど、
この部分が広くなってしまう。

なので、前のヒダの部分の間隔を広げて、
前の幅を広げようという魂胆です。

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ヒダの折り目は、整えたまま、

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左右2センチづつで、合計4センチ出しました。
ヒダの間隔が1センチ広くなっています。

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ズボンのウエスト出しよりは、
だいぶ簡単だったような気がします。

なんでも形からはいるitomakiには、
モッテコイの中古揃い(笑)

防具を付けた練習をするってことは、
試合に出ることもあるのかな?って、

そんなことも考えたり、考えなかったり・・・。

またね。
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縞の着物、出来てます! [山本和裁研究学院]

こんばんわ。

今月は何とか、目標の4回更新できました。
ギリギリですが、できました。

桜は満開で、長持ちもしているみたいだから、
明日にでも、近所の公園に行ってみようと思ってます。

県西に住んでいるばーちゃんが、
itomakiの近所の公園の桜が満開だったとテレビのニュースで見て、

itomakiが映っていないかなーと画面を凝視したと、
電話をかけてきてくれて、

そんなわけないのに、って思って
胸がきゅんとしてしました。ばーちゃん、好き[もうやだ~(悲しい顔)]


さて、昨年の(多分)秋ごろから縫っていた、
アンティークの夏銘仙が完成しています。

かなり時間はかかりましたが、
ちゃんと、自分サイズになりました。

今回も、いつもと同じように、
袖を切って、背中に足す方法です。

長くなりますが、ちゃんと写真をとったので、
載せておこうと思います。

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衿はバチ衿で、袖が長かったものを、

広衿にして、袖を詰めて、身丈に足し、
ついでに裄を出します。

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袖を身頃から外して、解いたら、

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袖をitomakiサイズの1尺4寸+縫い代で切りました。
切り落とした方の布は、後で使います。

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衿を外して、どのあたりに足すか考えます。

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袖を切った残りの布を背中に足しました。
お太鼓で見えない場所に足しました。

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内側はこんな感じです。
背伏せは、継ぎ足しておきます。

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次は、裄を無理に直すために(笑)

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入っていた縫い代を出して、
身八口を確保します(笑)

脇縫いを解すのは、最小限にしました。

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ここからは、重大な作業に入りますので、
大先生の登場となりました。

衿を付けるために、衿方あきを切るのですが、

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この辺りは、じっと見ているしかなくて、

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よくわからないですが、こうなって、

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ほつれないように、
もともと付いていた、見返しの布を付けておきました。

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身丈をかなり足してしまったので、
元の衿では、衿丈の生地が足りないので、

何でも良いけど同じような質感の生地を、
下前の衿先に足して、

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衿裏を付けました。

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共衿を付けて、

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袖を付けたら完成です。

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若干、左右で衿の長さが違ってしまいましたが、
ぜーんぜん、気にしていません(笑)

自分のですから、いいのです。

ラッキーなことに、左右のバランスはとても良く、
ツレてしまうようなことはありませんでした。

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ということで、完成です。

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衿に足した布も、背中に足した袖も

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見えないです。はい。

でも、itomakiは、この衿の形が気に入らなくて、
もっとシャープにしたかった、と、

大先生に文句をいったら、
思わぬ返事が返ってきたので、

そのことは、次回に書こうと思います。

またね。

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柄合わせをあなどれない [山本和裁研究学院]

こんばんわ。

最近、朝だけなのだけど、庭でうぐいすが鳴くのです。
でも、ちょっと下手くそな鳴き声なので、

きっとモテないうぐいすなのかな?って思ってニヤニヤします。


週に1回ですけど、和裁教室には、ちゃんと通っていて、
でも、おしゃべりばかりしてしまうので、

なかなか進まないでいますが、
彼のお母さんの夏物の着物を男物に直し中です。

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身幅を広げて、脇をクケルところまで終わって、
いよいよ袖をつけるところなのですが、

袖丈が、1尺1寸しかないので、
彼にはちょっと短すぎるとは気づいていて、

でも、もうどうしようもないから、縫い代分くらいだして、
ギリギリ1尺1寸5分ってところかなと思ってました。

袖丈が普通より5センチ以上短いことになるけど、
多分、「短いからおかしいよ」と言わなければ、

本人も気がつかないだろうから、ごまかそうと思ったのです。

でも、天の神様は見放さなかったです。
なんと[exclamation]共布で、敷当てがついていたのです。

これを剥いで、袖丈を伸ばせば、
男物の標準寸法には、十分なるはずなので、

袖口をクケたりするのは面倒だけど、
敷当てを袖に足すことにしました。

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敷当てというのは、お尻とか足とかが透けないように
当てておく布のことで、

普通は白い布を縫っておくことが多いのだけど、
たまたま、30センチくらいの共布を使っていたのです。

自分の着物に仕立てるのならば、
お尻に当たっていた布を袖には足さないけれども、

彼の着物だし、背に腹は代えられないということで、
袖に足すことにしました。

始めは、細かい柄だから、適当に足してしまったのだけど、

DSC_0403.JPG

唯一の和裁友が、遠目で見た時に、
斜めの線がズレるのが気になるというので・・・

斜めの線・・・?

遠目でよく見てみると確かに、
近くで見るのとは、違う模様が浮き出てきて、

近くでは、白抜きの十字みたいな柄だけど、
遠目では、ダイヤの中に丸い模様というか、

斜めの線が交わているように見えてきて、
これは柄を合わせないと、遠目では目立ってしまうと思い、

改めて柄を合わせて足しました。

DSC_0766.JPG

ほら?あなたも、見えてきたでしょ?
斜めの線が・・・。

気が付いてヨカッタです。

次に仕立てるものは、まだまだあるので、
頑張ってGWまでには仕上げたいなぁ。


そういえば、このブログを読んでくれて、
母に和裁を習ってくれた方がいらして、たいへん嬉しいです。

ちなみにitomakiの着付け教室には、
全く問い合わせはありません[バッド(下向き矢印)]

と、ヒガんだことを書いてみたりして・・・。

またね。

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