柄合わせをあなどれない [山本和裁研究学院]
こんばんわ。
最近、朝だけなのだけど、庭でうぐいすが鳴くのです。
でも、ちょっと下手くそな鳴き声なので、
きっとモテないうぐいすなのかな?って思ってニヤニヤします。
週に1回ですけど、和裁教室には、ちゃんと通っていて、
でも、おしゃべりばかりしてしまうので、
なかなか進まないでいますが、
彼のお母さんの夏物の着物を男物に直し中です。
身幅を広げて、脇をクケルところまで終わって、
いよいよ袖をつけるところなのですが、
袖丈が、1尺1寸しかないので、
彼にはちょっと短すぎるとは気づいていて、
でも、もうどうしようもないから、縫い代分くらいだして、
ギリギリ1尺1寸5分ってところかなと思ってました。
袖丈が普通より5センチ以上短いことになるけど、
多分、「短いからおかしいよ」と言わなければ、
本人も気がつかないだろうから、ごまかそうと思ったのです。
でも、天の神様は見放さなかったです。
なんと共布で、敷当てがついていたのです。
これを剥いで、袖丈を伸ばせば、
男物の標準寸法には、十分なるはずなので、
袖口をクケたりするのは面倒だけど、
敷当てを袖に足すことにしました。
敷当てというのは、お尻とか足とかが透けないように
当てておく布のことで、
普通は白い布を縫っておくことが多いのだけど、
たまたま、30センチくらいの共布を使っていたのです。
自分の着物に仕立てるのならば、
お尻に当たっていた布を袖には足さないけれども、
彼の着物だし、背に腹は代えられないということで、
袖に足すことにしました。
始めは、細かい柄だから、適当に足してしまったのだけど、
唯一の和裁友が、遠目で見た時に、
斜めの線がズレるのが気になるというので・・・
斜めの線・・・?
遠目でよく見てみると確かに、
近くで見るのとは、違う模様が浮き出てきて、
近くでは、白抜きの十字みたいな柄だけど、
遠目では、ダイヤの中に丸い模様というか、
斜めの線が交わているように見えてきて、
これは柄を合わせないと、遠目では目立ってしまうと思い、
改めて柄を合わせて足しました。
ほら?あなたも、見えてきたでしょ?
斜めの線が・・・。
気が付いてヨカッタです。
次に仕立てるものは、まだまだあるので、
頑張ってGWまでには仕上げたいなぁ。
そういえば、このブログを読んでくれて、
母に和裁を習ってくれた方がいらして、たいへん嬉しいです。
ちなみにitomakiの着付け教室には、
全く問い合わせはありません。
と、ヒガんだことを書いてみたりして・・・。
またね。
最近、朝だけなのだけど、庭でうぐいすが鳴くのです。
でも、ちょっと下手くそな鳴き声なので、
きっとモテないうぐいすなのかな?って思ってニヤニヤします。
週に1回ですけど、和裁教室には、ちゃんと通っていて、
でも、おしゃべりばかりしてしまうので、
なかなか進まないでいますが、
彼のお母さんの夏物の着物を男物に直し中です。
身幅を広げて、脇をクケルところまで終わって、
いよいよ袖をつけるところなのですが、
袖丈が、1尺1寸しかないので、
彼にはちょっと短すぎるとは気づいていて、
でも、もうどうしようもないから、縫い代分くらいだして、
ギリギリ1尺1寸5分ってところかなと思ってました。
袖丈が普通より5センチ以上短いことになるけど、
多分、「短いからおかしいよ」と言わなければ、
本人も気がつかないだろうから、ごまかそうと思ったのです。
でも、天の神様は見放さなかったです。
なんと共布で、敷当てがついていたのです。
これを剥いで、袖丈を伸ばせば、
男物の標準寸法には、十分なるはずなので、
袖口をクケたりするのは面倒だけど、
敷当てを袖に足すことにしました。
敷当てというのは、お尻とか足とかが透けないように
当てておく布のことで、
普通は白い布を縫っておくことが多いのだけど、
たまたま、30センチくらいの共布を使っていたのです。
自分の着物に仕立てるのならば、
お尻に当たっていた布を袖には足さないけれども、
彼の着物だし、背に腹は代えられないということで、
袖に足すことにしました。
始めは、細かい柄だから、適当に足してしまったのだけど、
唯一の和裁友が、遠目で見た時に、
斜めの線がズレるのが気になるというので・・・
斜めの線・・・?
遠目でよく見てみると確かに、
近くで見るのとは、違う模様が浮き出てきて、
近くでは、白抜きの十字みたいな柄だけど、
遠目では、ダイヤの中に丸い模様というか、
斜めの線が交わているように見えてきて、
これは柄を合わせないと、遠目では目立ってしまうと思い、
改めて柄を合わせて足しました。
ほら?あなたも、見えてきたでしょ?
斜めの線が・・・。
気が付いてヨカッタです。
次に仕立てるものは、まだまだあるので、
頑張ってGWまでには仕上げたいなぁ。
そういえば、このブログを読んでくれて、
母に和裁を習ってくれた方がいらして、たいへん嬉しいです。
ちなみにitomakiの着付け教室には、
全く問い合わせはありません。
と、ヒガんだことを書いてみたりして・・・。
またね。
2017-04-21 23:48
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コメント(8)
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問い合わせ無いのかぁ(^_^;)
by pn (2017-04-23 10:09)
こんにちは。居敷当を使って袖丈を出すというテクニックは目から鱗でした。手先が器用で羨ましいです。
by アーミー (2017-04-23 12:34)
あるものは何でも。。ですね。
反物から仕立てるのも楽しいけど、
こうして、工夫して仕立てると、
彼より、itomakiさんの方が愛着出ちゃうのでは??( *´艸`)
by サザエ (2017-04-23 17:16)
pnさん、無いのですぅ。
by itomaki (2017-04-23 22:17)
アーミーさん、手先は器用ではないのですが、とりあえず、普通に形になれば・・・と。
by itomaki (2017-04-23 22:20)
サザエさん、確かに、ちょっと愛着が湧きはじめているかもしれません(笑)
by itomaki (2017-04-23 22:22)
斜め見えました!
確かに遠目で見ないとズレてても気づけなさそう。
by 鉛 (2017-04-23 23:09)
鉛さん、ね?ね?見えたでしょ?遠目でないと見えない線が。
by itomaki (2017-04-24 00:05)