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NUNOの布づくり:へ行きました [平和ネタ]

こんにちわー。

GW前半の時のことです。
水戸芸術館で行われてる

須藤玲子:NUNOの布づくり
Sudo Reiko Making NUNO Textiles
に行きました。

とてもよかったです。
本当に、です。

須藤玲子さんは、茨城の石岡出身で
広い意味で同郷でもあり、

親近感がとっても湧きました。
といってもすごい人なのだろうから、

親近感なんて、
itomakiが勝手に持っているだけなのですが。

石岡市は、今でこそさびれているけれども、
電車が田舎につながっていたころは、

たくさんの人が石岡に集まって、
かなり賑わっていたであろうと思える市です。

お祭りとかも日本三大に数えられているし、
itomakiが子供の頃は、

イトキンという繊維というか、
ファッションの会社が有名でした。

まぁ、そんな影響も受けて
育っているはず・・須藤玲子さん。

素晴らしいと思ったのは、

・伝統的な染色技術と最先端の技術を組み合わせ、
従来にない布を作っていること

・産業の持続性に目を向け
日本製にこだわっていること

・触ることができる布を用意していたこと

などです。

もし、itomakiにもっと才能があったら
NUNOの生地を使って着物を作りたいと

思ったりしました。特に透ける生地。
本当に素敵だったので、

紗の羽織欲しくなりました。
まぁ、着物は着心地が重要だけど、

肌着のようには直接肌に付かないし、

シンプルに、サラッと羽織れるようで、
それでいて可愛い・・そんな布が

たくさんあったように思うのです。

基本的には絹が好き。

なんとも言えない絹のしっとりの垂れ感は
何物にも変えられないです。

綿はお手頃だけど、
ガサガサしたり、重かったりして

手の出しやすさや
管理の簡単さは、GOOD ですが、

着心地とは、別の問題ですし。

羽織ならちょっと変わっている方が
重いのは困るけど、素敵と思う。

お店は六本木にあるみたいなので、
今度上京したら行ってみたいです。

IMG_5759.JPG

先日染めた、この着物

秋用にと思って染めたけれども、
やっぱり着たくなって、着てみました。

ちょっと丈が小さいから、
無理に着ているのだけど、

わかるかな?

ちょっとグラデーションのある
ほぼ無地の紬に葉の模様を入れました。

思ったより好評で、
え?これ良いの?って驚きました。

秋になったら、
帯を変えてまた着ようと思います。

またね。

追記:土曜日の夜の「美の巨匠たち」で
このテキスタイル展のことをやりました。

(やりました、で良いのかな?)

itomakiが気にしていた薄い生地の一つは
「きびす」っていうみたいです。

絹の生地を作るときに出るゴミのこと。
(というか、繭が吐いた糸の初めのところ)

紙やポリ、絹などを混ぜて生地を作ると
リサイクルしにくいということを考えて

「きびす」を使ったと、
テレビでは言っていました。

itomaki的にはファッション性重視で
リサイクルのことまで考えて

本文を書いていませんでしたが・・。

またね
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コメント 6

いっぷく

帯を替えたらまた違う印象になるのでしょうね。着物も落ち着いたいい色だと思います。
by いっぷく (2024-05-04 21:15) 

pn

着心地と管理は相反するか(^◇^;)
by pn (2024-05-05 22:57) 

HOTCOOL

着心地がよいと行動範囲も広がりそうでいいですね。
by HOTCOOL (2024-05-06 10:59) 

itomaki

いっぷくさん、ありがとうございます。秋は秋っぽくなるよう考えますです。
by itomaki (2024-05-06 18:17) 

itomaki

pnさん、気軽に着れる感覚も値段とは相反する?
by itomaki (2024-05-06 18:19) 

itomaki

HOTCOOLさん、洋服は自然に行き場所にふさわしい服を選んでいますよね。
by itomaki (2024-05-06 18:20) 

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