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アンティーク帯リメイク② [山本和裁研究学院]

こんばんわー。

昼間は暑いけど、やっぱり秋になってきたって
思ったりします。

果物も、すいか、桃は終わってきて、
ナシや栗を見るようになりました。

SNSは、秋のイベントの告知や
習い事の体験イベントが気になるますです。

気になるといえば、今年は災害は大きくて、
少し前の台風では、広島にすごい被害がでたのに、

大阪→北海道の地震と続いて、はじめの頃のは
もう、忘れてしまいそうですよ。


そして、いつから始めたのかは、もう、
さたかではないけれど、

アンティーク帯リメイクが完成しました。

この帯を仕立てるにあたり、
アンティーク帯独特の、「アノ感じ」をだそうと思い、

帯芯に真綿を貼ってみることにしたのです。

そのことを母に相談したけど、
「そんな面倒くさいことは、やりたくない」と、

付き放されたので、
あえて、母の前でばーちゃんに、

「帯芯に真綿を貼るのを教えてほしい」と聞いてみたら、

(ばーちゃんは優しい言い方で、)
「ばーちゃんは、そんな仕立て方はしらないけれども、

昔の帯芯は、帯の生地と相性が悪いのがあって、
帯芯と帯がきれいに沿わないから、

そんな仕立て方をしたのかもしれないが、
今の帯芯は、そんなことないから、

面倒なことをしなくても大丈夫と思うよ。」って、

すごく普通に教えてくれて、
突き放した母とは、大違いで、嬉しかったけど、

結局、真綿の付け方は、わからないままだったから、
テキトーに、伸ばして、帯芯にペタペタ貼ってみたよ。

↓すごくわかりにくいけど、貼ってあります。

DSC_0115.JPG

帯芯を帯の中に入れてみると、

DSC_0114.JPG

うーん、そんなに違わないような気がしたので、

「もっと入れた方がいいかなー」と和裁友に聞いたら、

「ちょっと変わったような気がしますけど、
もっとしたければ、もっと入れればいいんじゃないですか?」と、

なんとも的確なアドバイスをもらったので、
さらに、入れてみたよ。

ひっくり返して、いれて、

DSC_0075.JPG

ひっくり返して、足してを繰り返して、
なんとか、仕上げました。

結局、気になっていた長さは、
3m65cmに仕上がっていて、充分です。

生成りの縮緬を、テキトーに切って、
テキトーに足していたから、

DSC_0116_HORIZON.JPG

左右のつり合いが悪くなってしまったけど、
最終的に、まっすぐなら大丈夫[黒ハート]ってことで、

弛みもなく、ちゃんと出来上がり、
itomakiの天才ぶりが発揮されたわけです。

大先生の最終チェックは、やっぱり厳しくて、
ココがかぶり過ぎてるとか、縫い目が出てるとか、

真っ直ぐに縫えてないとか、ダメ出しばかりで、
やっぱりちゃんと出来てはなかったのだけど、

ここでも、最終的には、「自分のだから、大丈夫」
「着てしまえばわからない」で、押し通しました。

DSC_0117.JPG

この帯は、ボケの花と鳥が染め&刺繍されています。
春になったら、締めたいと思うので、

それまでに、しっかりアイロンをかけて、
押しをして、なじませようと思います。

楽しみナリ。

アンティーク帯リメイク①

↑ ①を貼っておきます。

またね。
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