SSブログ

裏勝りが遺伝する [平和ネタ]

こんばんわー。

色々なことが早いもので、
itomakiの甥も、大学卒業となりました。

座布団で寝ていたのに。いつの間にか、です。
itomakiも年をとるわけです。

今年は、東日本大震災から10年となり、
こちらもまた、早いものです。

いまだにだけど、itomakiの住んでいる地区では、
東日本大震災より前か後かで、物事を判断するときがあります。

「あれは、震災より前だから10以上前だね。」とか
「子供が何年生だったから、10年は経ってない」とかです。

itomakiの着付け教室は、今年11周年です。
色々、早いもんです。はい。


さて、大学を卒業する甥のために、
デパートにスーツを作りに行ったのです。

卒業式にも着られるように、急ぎで仕立ててもらってます。
生地を選んで、ボタンの数や色を選んで、

ベントやポケットの数、場所、角度、
裾の太さ、丈の長さなど、

半分オーダーみたいな感じだけど、
卒業・就職という大きなお祝いだから、

itomakiおばさんとしては、奮発しちゃいましたよ。

いよいよ、最後に裏地を選ぶことになったら、
今まで無難で控えめなセレクトだったのに、

急に「赤がいい」なんて言い出したので、
流石に店員さんも、そり返ってびっくりして、

裏勝りといえば、やっぱり父の印象だから、
ちょっと、ニヤニヤ笑ってしまいました。

父は、喪服の裏地を玉虫色の赤にしていて、
「絶対脱げない」と言いながら満足していたけど、

上着の裏地を赤にすると、
ベストの背中の部分も赤になるから、

それはちょっと、やめたほうがいいという
店員さんのアドバイスに、itomakiもうなずいて、

無難な色をお勧めしてくれた彼のアドバイスはスルーして
ちょっと変わった色を選んだ甥に対して、

「なるほど」と店員さんは賛成してくれました。

itomakiは、八掛だったら何色にするだろうと
またもやニヤニヤしてしまったけど、

マスクでわからないから、大丈夫(笑)

八掛もだけど、スーツの裏地選びも、
ニョ〜に高揚するものだなーと思ったりしました。

DSC_1348.JPG

着物は着ていません。

またね。

nice!(4)  コメント(6)