塩沢結城を疑う [着物のこと]
こんばんわ。
今日も暑くなりました。
さて、いよいよ最終回になりました「女系家族シリーズ」ですが、
最後は塩沢結城のことを書こうと思います。
塩沢結城という着物が登場したシーンは、
相続する遺産には複数個所の「山林」もあって、
果たしてどの山を相続するのが得なのか、
実際に山に登って確認しようと山登りをする時に着て行きます。
山林の価値は、立派に木々が育っているというだけでなく、
山の所有権と伐採権がバラバラに存在するために複雑であり、
また、登記簿に載っている広さよりも広い事が多いので、
税金などとの差と調べたり、交通が悪いと高く売れないことを考慮したりと、
この人は、どこまで欲が深いのか?と呆れかえりましたが、
自分が一番得をするように分けたいのは、姉妹全員同じだから
皆、それぞれに駆け引きをしてしまうのです。
ちなみに、問題になっていた山は、大番頭が数年前に木を伐採し、
横領していたので、丸坊主になっているのを隠していたので、
さらに複雑になり、
長女が直々に山登りをして確認することになったのですが・・・。
この「塩沢結城」という名前が出てきたのは一か所だけで、
山道を歩いている時に、雨にあってしまい、雨宿りをするのだけど、
道案内の山守や助っ人の踊りの師匠のように
服を脱いで乾かすことができないから、
「着物が雨を通しにくい塩沢結城でよかった」と書いてあったのだけど、
この時、塩沢結城というモノを初めて知ったので、
塩沢結城とは、塩沢なのか?結城なのか?が分からくて、
普通日本語の場合は、後に来る言葉がソレを指すから
例えば、スープカレーは、スープ状のカレーで、
カレースープは、カレー味のスープだから、
この理屈で考えると、塩沢結城は、結城なのだけど、
塩沢だって、超一流ブラントなのに、わざわざ結城と合わせなくても・・と思い、
「あー、これはミスプリだ投書してお金をもらおう」などとも思ったりして、
(↑itomakiも欲深い)
でも、何と間違ったのかが、全く分からないし、
塩沢なんて、雨に濡れたら、縮んでしまって手に負えない
結城だって、本の中では、よく着ていて、雨に濡れてもイイ扱いとは思えないし・・。
気になったので、結城紬の織り元の友人にメールして真相を追求したところ
「それは結城風という意味で、作業工程が似ているなどで
結城紬のブランドを引用しているのでは?」と返信がきたので、
「塩沢だってブランドだから、結城を出さなくてもいいのにね」と書いたら、
「一流と一流で、もっと一流ってことかな?」というので、
「じゃ、雨に濡れてもイイ訳がないよね?」っつって話は終了しました。
後日、ウィキで調べたら、ありましたよ。塩沢結城。
友の言う通り、塩沢なんだけど、結城と作業工程を似せて、
そんな名前で売り出したら、ヒットした、ということでした。
最後に塩沢お召しとも言う。って書いてありました。
そんなオチでした
それと、この場合、itomakiの理屈では、結城塩沢になりますが、
それは、いいこととします(笑)
またね。
今日も暑くなりました。
さて、いよいよ最終回になりました「女系家族シリーズ」ですが、
最後は塩沢結城のことを書こうと思います。
塩沢結城という着物が登場したシーンは、
相続する遺産には複数個所の「山林」もあって、
果たしてどの山を相続するのが得なのか、
実際に山に登って確認しようと山登りをする時に着て行きます。
山林の価値は、立派に木々が育っているというだけでなく、
山の所有権と伐採権がバラバラに存在するために複雑であり、
また、登記簿に載っている広さよりも広い事が多いので、
税金などとの差と調べたり、交通が悪いと高く売れないことを考慮したりと、
この人は、どこまで欲が深いのか?と呆れかえりましたが、
自分が一番得をするように分けたいのは、姉妹全員同じだから
皆、それぞれに駆け引きをしてしまうのです。
ちなみに、問題になっていた山は、大番頭が数年前に木を伐採し、
横領していたので、丸坊主になっているのを隠していたので、
さらに複雑になり、
長女が直々に山登りをして確認することになったのですが・・・。
この「塩沢結城」という名前が出てきたのは一か所だけで、
山道を歩いている時に、雨にあってしまい、雨宿りをするのだけど、
道案内の山守や助っ人の踊りの師匠のように
服を脱いで乾かすことができないから、
「着物が雨を通しにくい塩沢結城でよかった」と書いてあったのだけど、
この時、塩沢結城というモノを初めて知ったので、
塩沢結城とは、塩沢なのか?結城なのか?が分からくて、
普通日本語の場合は、後に来る言葉がソレを指すから
例えば、スープカレーは、スープ状のカレーで、
カレースープは、カレー味のスープだから、
この理屈で考えると、塩沢結城は、結城なのだけど、
塩沢だって、超一流ブラントなのに、わざわざ結城と合わせなくても・・と思い、
「あー、これはミスプリだ投書してお金をもらおう」などとも思ったりして、
(↑itomakiも欲深い)
でも、何と間違ったのかが、全く分からないし、
塩沢なんて、雨に濡れたら、縮んでしまって手に負えない
結城だって、本の中では、よく着ていて、雨に濡れてもイイ扱いとは思えないし・・。
気になったので、結城紬の織り元の友人にメールして真相を追求したところ
「それは結城風という意味で、作業工程が似ているなどで
結城紬のブランドを引用しているのでは?」と返信がきたので、
「塩沢だってブランドだから、結城を出さなくてもいいのにね」と書いたら、
「一流と一流で、もっと一流ってことかな?」というので、
「じゃ、雨に濡れてもイイ訳がないよね?」っつって話は終了しました。
後日、ウィキで調べたら、ありましたよ。塩沢結城。
友の言う通り、塩沢なんだけど、結城と作業工程を似せて、
そんな名前で売り出したら、ヒットした、ということでした。
最後に塩沢お召しとも言う。って書いてありました。
そんなオチでした
それと、この場合、itomakiの理屈では、結城塩沢になりますが、
それは、いいこととします(笑)
またね。
2012-07-18 21:13
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itomakiさんの理屈にすごく納得したのに、まさかの逆オチ(笑)
by 鉛 (2012-07-18 21:32)
って言う事は長女は着物で山に行ってるの?
まあ、登山では無いんだろうけどね。
袴かな?(笑)
by pn (2012-07-18 22:49)
先日某所で見せられたのですが、どうも塩沢や十日町、小千谷というところは自前の代名詞にもなるような商品があるにもかかわらず、結城風や大島風といったものを作り、更に進化させてしまう『癖』みたいなものがあるようです。というか、『俺たち他所の産地のやり方だって一流に作れちゃうんだぜぃ』みたいな。そんなこんなしてるうちに本家本元の方が廃れちゃって、癖の強い欲張り集団の方が残っちゃった、という感じ。まぁまだ結城も大島も廃れ切っちゃいませんが。
by yuka (2012-07-18 23:23)
鉛さん、例をスープ入り餃子と、餃子スープにしようかとも思ったのですが、
どちらにしても納得して頂いてヨカッタです。逆オチにもツッコミありがとう。
by itomaki (2012-07-19 18:28)
pnさん、もちろん着物で登ったと思ってます。しかも、登山道ではなく、キコリの仕事場を、です。
登っているときは、「わらじ」を履いたけど、下山したらすぐに「トカゲの裏の草履」に履き変えた、とも書いてありました。
by itomaki (2012-07-19 18:31)
yukaさん、かなり前向きですね。働き者は県民性なんでしょうか?(笑)
結城紬は、全国規模では一応「地元産業」なので、廃れたなんて言わないで下さい(笑)。
また、いらして下さい。お願いします。
by itomaki (2012-07-19 18:36)