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ママ振り袖コーデに満足 [着物のこと]

こんばんわー。

今日は、午後から冷たい雨になってしまいましたが、
午前中は、熱気の中にいました。

お友達の娘ちゃんが、いよいよ成人式の前撮りで、
着付を頼まれて、もう、ワクワクだったんす。

今年の2月ごろに、昔なじみの問屋さんの展示会に、
帯と小物を買いに行ったのですが、

いよいよ、出来上がって、本番なのですから。


振袖は、ママ振り袖なのだけど、
海老茶の無地で、1つ紋が入っていたのです。

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この紋は、ママの実家の紋ということですから、
嫁ぎ先の、今の家の紋に入れ直しをしました。

俗にいう、「花紋」が付いていたのですが、
これまた、問屋さんに頼んで、入れ直してもらった時、

偶然にも、20年以上前に買った着物屋さんが頼んだ同じ紋屋さん
今回、入れ直しを頼んだ紋屋さんが同じところだったみたいで、

「あ、これはウチで入れた紋です―」と言われて、
とてもビックリした、と言っていました。

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狭い業界なのでしょうけど、特許をとっているので、
自分でいれた紋だと、分かったみたいです。

それよりビックリしたのは、仲良しだったお友達の
嫁ぎ先の家紋が、超格式のある紋だったことで、

家柄の良さを自慢しない、素晴らしいお友達でした。はい。


それと、娘ちゃんの方が、ママより背が高いというのは、
もう、当たり前のことで、

身幅や、裄も足りないから、これまた
洗い張り&仕立て直しが必須なのだけれども、

ちゃんと手入れしておいたのにも関わらず、
ほどいてみたら、やっぱり色がやけてしまっていて、

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無地だから、それが、結構目立ったりして、
和裁士の母に頼んで、繰り回してもらって、

ママ振り袖のリユースも、結構大変だったけど、
じーちゃん、ばーちゃんに見せるのも、

親孝行の一つだから、少しお金がかかっても
頑張って、お直しした次第なんです。

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 ↑ しつけを取るママと支度をする娘ちゃん

振袖は無地だから、留袖の比翼のように、
衿下は、3枚重ね様に贅沢もどき。

袖にも同じように生地を重ねて、
襦袢も、目立つ黄色の花柄で4枚重ね。

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帯は豪華に幅広に着せて、
帯の織の良さが目立つように、

面とをたくさん出した文庫にしました。

衿も伊達り2枚重ね+豪華な半衿。

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お友達も、娘ちゃんも、満足してくれたので、
着せていて、itomakiもとても幸せな気持ちになりました。

親子で東京にかんざしを選びに行った時も
とても楽しかったみたいで、

その話も、わいわいキャーキャー、
楽しい気持ちになりました。

今回は、前撮りだから、年が明けたら、
本当に成人式だから、それも楽しみだにゃ。

お父さん、ちゃんと見てくれたかな?
立派に仕上がったと、ほめてほしかったなー。

またね。

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