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幕末に思いを馳せるピアノコンサート [平和ネタ]

こんばんわ。

また、楽しい週末が終わってしまいました。
休みの日は、あっという間に終わってしまいますが、

11月は、良いペースで着物を着れています。

昨日は、県立歴史館でピアノコンサートに行ってきました。
ピアニストは、浦山純子さん。

歴史館には、1865年製造の日本最古のピアノがあって、
時々、コンサートをするみたいなのです。

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itomakiは、時々心の勉強として、
クラッシックとかのコンサートに行くけれど、

まぁ、上手だったとか、本当にヨカッタとかしか
表現ができず、いつも語彙の少なさに落ち込みます。

もちろん、今回も、日本最古のピアノの音色を
語ることはできませんが、感じたことがあるんです。

3曲目の「1867」とは、パリ万博が開催された年であり、
(ピアノ製造の2年後)

旋律にワクワクしたり、低い音に驚いたりして、
当時の華やかでありつつ、色々なフランスを想像できました。

でも、日本史で1867年は?
忘れていけない、大政奉還ですよねー。

大政奉還を行った徳川慶喜は、水戸藩出身だから
小学校の社会科ではその時代の勉強に時間を費やしていた気がします(笑)

開国と、尊王攘夷で揺れる日本で、
水戸でも、桜田門外の変とか天狗党とか、

時代の波にもまれていたんです。

itomakiは一応水戸っぽだから、なんとなく、水戸藩贔屓で、
「外国は怖いから開国しない」というイメージでした。

でも、「1867」という曲を聞いていたら、

水戸藩の先人達の熱い志しと、
悲しい結末を知っているから胸が痛む一方、

パリ万博の音楽の、
ヨーロッパの楽しくて軽やかなメロディに心が躍り、

外国にあこがれる娘に心が推移して胸が高鳴りました。

少しの時間だけれども、
当時の人々に思いを馳せてしまって、

「鎖国なんかしてないで、早く開国した方がいいよー」と
いう気持ちになりました。

音楽を聴いて、こんな気持ちになったことはないです。

本来なら、日本最古のピアノ演奏を聴いているのだから、
奏でる音の幅とか、奥行きとかを感じるのでしょうが、

専門的なことは、全くわからずで恐縮です・・・。

こんな近くで(写真では全体が入らないくらい)
演奏を聴くことができて、本当にうれしかったです。

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次の曲のショパンも、もう、うっとりです。
itomakiは、経験値がかなり上がりました(笑)。


コンサート終了後は、調子に乗って
貴重なピアノの鍵盤を触って、弾いているふり[ふらふら]

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いま、歴史館で催されている、時別展Ⅱの内容とマッチしているし、

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ピアノコンサートのチラシの見出しも
「幕末の響きを聞く PROJUCT1867」となっていたらから、

そうそう、本当にそう、とうなずけて、
とても素敵な企画だなーと思いました。

楽しかったー。

またね。
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立川志の八真打昇進披露落語会に行きました [平和ネタ]

こんばんわ。

あー寒い、寒い。

水戸はとっても寒いのに、
熱気ムンムンの落語会に行ってきました。

それは、このブログでも、時々紹介している
立川志の八さんの落語会です。

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志の八さんのことを応援し始めたのは、2013年。

だから、かれこれ3年くらい追いかけていて(?)、
オリジナルキャラクターの ↓ をマネして

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こんなの作っちゃったり、

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名前入り浴衣の端切れをもらって、
こんなの作っちゃったりして、

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itomakiも楽しませてもらっていた訳なのです。

このころから、itomakiのお友達が、
志の八さんの落語会の仕事を手伝ったりしていて、

少し、身近な存在であったのだけど、
この度、めでたく真打に昇進して、

ちょっと遠くに行ってしまったような気持がしています。

itomakiのお友達の営む勝田の居酒屋にも、
落語会に来てくれて、懇親会が楽しみだったし、

そのお友達が、野菜とか果物とかあげちゃったりしたから、
田舎の人は、いい人だって、思ってくれたと聞くと、

とてもうれしく思ったりしてました。

これからも、itomaki達の事、忘れないでほしいなーと、
センチな気持ちになったりしています。


さて、午後休暇を取ってまで上京した落語会ですが、
ゲストも、豪華でした。

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花緑さんの親子酒は、先月水戸で聞いたような・・で、
志の八さんの竹の水仙も、夏にひたちなかで聞いたような・・。

でもなんか、さすがに、気合というか、
心意気は、断然今回の方が上でしたが。

志の輔師匠の「のようなもの」は、とても面白かったナ。
前に茨城に来たときは「前もって言っておきますが」でした。

言葉尻をつかむのが上手いし、納得で満足。

左談次師匠の「スケッチブック落語」には
ビックリさせられました。

声が出なくても、落語ってできるんですねー。

志の八さんは、少しやせたのか、
カッコよくなっていたような気がしてなりません。

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 ↑ 江戸小紋写しの着物と刺繍の洒落袋帯
羽織は、母から借りたもの。

3時間以上の落語会だったので、
帰りは、終バスの1本前に乗りこんで、

なんとか、次の日の仕事に行くことができました。
職場で、ぐったりしていたら後輩に心配されたので、

ぐったりしている理由をはなすと
「20代前半の遊び方はやめなさい」と注意されました。

でも、もう1回あるのです!行かせてください[手(グー)]
今度は、披露宴[演劇]終バスの覚悟[バス]

これは、ご祝儀を持って、行ってくるつもりです。
あー楽しみ、楽しみ。

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またね。
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何をやっても大変だよね [平和ネタ]

こんばんわ。

キモノジャックが終わって、今週末になっても、
なぜか県立歴史館に通いつめています。

いちょうまつりは、まだ続いていて、
駐車場渋滞が深刻なくらい、多くの人が集まってます。

土曜日は、陽が落ちてから、銀杏のライトアップと、

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プロジェクションマッピングがあったため、

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日曜日は、組紐の先生が着物のイベントをしたことと、
着物の古着屋さんが、お店を出していたため、

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 ↑ うっかり買ってしまった[ふらふら]
イチジクの柄のお召・・・。

今日(月曜日)は「ブルーフォークス」という、
隣町の学校のマーチングバンドが、演奏するため、です。

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今日は、県民の日で学校がお休みだから、
駐車場の渋滞はより深刻であろうと思ったので、

臨時駐車場に車を停めました。
itomakiのおススメ臨時駐車場は、桜山Pですよ。

桜山Pから歴史館は、とっても近いのですが、
地元の人しか気が付かない、近さなんです。

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桜山Pに車を停めて、線路を渡り、

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偕楽園公園の西門に向かって歩くと、

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歩くと、

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歩くと、

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歩くと、

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歩くと、

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歴史館の裏門なんです。

少し歩くと、銀杏の並木道の終点に着くのです。

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キレイだし、紅葉が美しいのです。
駐車場待ちがイヤな方には、穴場Pです。


日曜日に、思わず買ってしまった、
イチジクの柄のアンティークの着物は、

売っている時は「柿の柄」と言っていたけれど、
実が上を向いて成るのは、柿ではないと気が付いてしまって、

イチジクでしょ?と言っても、売り子さんは
あまりピンときていないようだったのだけど、

イチジクなんて、若い人は興味ないだろうと
思ったりしました。

イチジクは、晩夏の頃に、ばーちゃんの家の庭に
なっているような気がして、

夏休みに遊びに行くと、まだ食べれなかったような・・。

よって、この着物は、羽織に仕立て直そうと思って買ったけど、
袷の羽織では、季節がちょっと合わないと考え直して、

単衣の羽織リメイクに挑戦してみようかと。
ふふふ。


それにしても、今日初めて見たマーチングバンドは、
とにかく、すごかったです。

全国でも指折りの上位校で、
今年も、もちろん、全国大会に出場なんだって。

県立高校なのに、県外からも入学希望があるなんて、
ホントスゴイ!!

演奏には、大人げないくらい感動してしまって、
一緒に行った母と、

何をやっても、楽な事なんてないよね。
結果を残すのは、大変な努力だよね。

と、きれいな紅葉に高揚し(笑)、心洗われ、
しみじみと話しながら帰ってきたのでした。

たまには、親とそんな話もいいよね。

またね。

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男物ムズカシイ [着物のこと]

こんにちわ。

朝夕が寒くなってきました。
キモノジャックは無事に終了し、

キモノジャック3号さんからの連絡もなく、
なんとなく、充実感のないジャックでしたが、

銀杏の紅葉は、ほぼピークと言っていいくらいで、
昨年は、23日でピッタリピークだったから、

今年は、紅葉が早いんだねー、って着物友と話しました。

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 ↑ ジャックの日のコーデ
帽子とかかぶってみた(照)

会場となった歴史館では、
「いちょうまつり」のイベントは続いていて、

夜もライトアップとか、プロジェクションマッピングとか、
そんなことをしてしまうそうです。

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昼間も、着物の古着やさんが出店したり、
簡単着物(←itomakiの着物友)の試着会があったりと、

「県立歴史館でも、こんなことしちゃうんだー」

みたいな感じです。


えーと、最近itomakiの頭を悩ませていたのは、
男物の着物のコーデを頼まられたことで、

この方は、12月に趣味で落語会に出演するのだけど、
その時に着る着物の誂え・・・ってことになります。

itomaki世代は、とにかくお金がないから、
持っている着物の仕立て直しがメインと思っていて、

でも、男物はとにかく着丈が問題だから心配していたら、
なんと!お父様は、180cmの長身だったそうだから、

それなら、大丈夫ね!となったのです。
が・・・、

依頼主は、胴回りが100cm以上ある人だった・・。
あれ?

身丈は確かに、大丈夫なのだけど、
身幅が、全然ダメ。前が合わさらない。

なんとか、直す方法も考えたのだけど、
持ってきた着物が、茶色の紬アンサンブルで、

なんとも、舞台衣装には、地味の様な気がしたので、
新しく誂えることを提案し、

日本橋の問屋に努めている、昔の父の友に頼んで、
キング幅の反物を送ってもらいました。

ついでに帯も、コーデってことで、

5反から選んだのは、コレ↓ です。

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どうですか?落語家っぽいです?

羽織は、前が閉じないくても問題ないので、
裄と身丈が大丈夫ってことで、このまま使用。

とにかく、体が大きいから
仕立ても、母に頼んで特注誂えですよ。

襦袢はRAKUTENのポリ襦袢を、母がミシンで改造することに。

母が大活躍の、仕立て頼りコーデ(笑)


これほど、切羽詰まっているのに、
「普段にも着たいから、派手過ぎないもの」とか、

言われたりして、
気持ちは分かるけど、あまり欲張らないでほしいよ。とほほ。

一通り揃って、仕立てに回ったので、
あとは、待つばかり。

ホッとしたよ。
こうなっちゃえば、楽しみなのだけど。

またね。


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第17回茨城キモノジャックの報告 [茨城キモノでジャック]

こんばんは。

私のブログの「茨城キモノジャック」のページを開いていただき、
ありがとうございます。

本日、「県立歴史館」で行われました茨城キモノジャックが
終了しましたので、報告いたします。

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天気にも恵まれ、計画時は少し早いと思われていたいちょうも、
すっかり黄色に紅葉していました。

また、2日前にテレビ朝日のお天気中継があって、
駐車場渋滞が発生するほど、

キモノジャック以外の来館者も多く見られて
たいへんにぎやかな「キモノジャック」となりました。

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ご参加いただいた、10名の方、ありがとうございました。
また、開催にあたり、ご協力いただいた皆様に感謝いたします。

今回で、今年の開催は終了です。

来年の開催は、決まり次第、このブログでも紹介いたします。

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県内で、キモノジャックができそうな場所やイベント、
趣のある街並みなど、ご存じでしたら、是非お知らせください。

今年中にお知らせ頂ければ、
来年開催できるかもしれませんので、

そちらもよろしくお願いします。

またね。
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試薬リグロイン様 [着物のこと]

こんばんわ。

今日は、夕方から天気が悪くなって、
大雨になったから、洗濯ものが洗い直しになって、

ほんと、ひどい目にあったよ。
もう、がっかり・・。

明日は、茨城キモノジャックだから、
何を着ようかなーと、思っていて、

夏の着物ジャックのときは、
地味な着物を着てしまって、

可愛い銘仙とかを着て参加している娘が
うらやましかったから、

今度は、赤い着物で参加しようとタクラんでいます。
帽子なんて、かぶってみようか、と。ふふふ。

それと、茨城キモノジャック3号さんが、
可愛い看板を作ってくれたのをツイートで見つけたから、

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itomakiも、特大モンチを連れて行こうと思い、
男の子の着物を着せました。

はじめは、母のミニ着物コレクションの
裃袴を着せてしまおうと思ったけど、

さすがの母も、嫌な顔をしたので、
あきらめました。右の裃袴 ↓

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こんな時母は、
気前よく貸してくれることが多いのだけど、

モンチに着せるのが、面白くないのだろうと察して、
ウールの普段着っぽいモノを借りました。

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 ↑ 母のミニ着物着用の特大モンチ


さて、お友達からメールがきて、
着物の喪服のクリーニングの良いお店を

教えてほしいと聞かれたのだけど、
とりあえず、生洗いと、丸洗いの違いを説明して、

あとは、自分で考えてほしいと書きました。


自分の喪服の着物は、お葬式の時は9月初めだから、
絽の着物でもいいと思っていたけど、

母が単衣にするというので、汗をかくのを承知で
itomakiも単衣にして、冬物の帯を締めていまいた。

葬儀が終わったら、すぐに生洗いにだしたのですが、

四十九日の日は、10月だから、もちろん袷で、
あまり汗もかかなかったので、そのまましまうことに。

それでも、衿はファンデーションで汚れたから、
ベンジンでふき取ることにしました。

 ↓ 使用前

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どうですか? ↓ 使用後

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やっぱり、やらないよりは、やった方がいいね。。
うん。

itomakiが知っている限り、
もう、ベンジンという名前の試薬は売っていなくて、

「試薬リグロイン」を買っています。

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これからは、尊敬の気持ちを込めて、
リグロイン様 とよばせていただきます。

またね。


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