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横縞の柄合わせを考える。 [着物のこと]

こんばんわー。

本格的に寒くなってきました。
気温はそんなに下がっていないのに、

何故か寒い日っていうのが、この辺にはあります。

今日も、ほどほどに気温はあるのに、
身体の芯まで浸み込むような寒さで、

「あー寒い、あー寒い」って何度も言っちゃいます。

それと、スマホが壊れちゃって、
電源が落ちて、立ち上がったりを繰り返し、

命からがら、遠隔サポートでデータを保存してもらい、
新しい端末を送ってもらったりして、

この土日はそんな無駄な時間を過ごしてしまって、
疲れ切りました。


さて、本題ですが、、
単衣の羽織が欲しいと思っていて、

自分でアンティークを作り直してみたけど、
納得がいくような品格にならなかったので、

良さそうな反物を探していました。

そしたら、超手ごろな絞りの生地を見つけました。
生地的には、ちょっと微妙な感じもしていて、

ちょっとね、ちょっとだけ、長襦袢チックなのです。
光沢のある生地で、絞りの横縞です。

でも、長さ的には着物も作れるから、
襦袢でないのは確実だし、

襦袢じゃないし、襦袢じゃないし、って感じです。
(↑ホントはちょっと気にしている)

そして、仕立てる時のオーダーに、
書かなければならないのは、柄の合わせ方で、

つまり、
ボーダーにするか、市松にするか?ってことです。

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 ↑ 後ろから見たところと右袖(ボーダー)

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 ↑ チグハグ(市松?)に仕立てたイメージ。

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ちなみに前から見ると、
チグハグ(市松?)だと、こうなります。

衿は、前身頃の柄に合わせます。

今回、itomakiは、
ボーダー柄で誂えました。

理由は、この生地には、この方が素敵かな?って
思ったからで、他意はありません。

左右対称でない縦縞の仕立てを考えるのは、
全体の出来上がりのイメージが変わるから、

慎重にならなければならないけど、
この生地は、それほどでもないかな、と。


さて、年始から始まった、横浜そごう美術館の
樹木希林展には、

itomakiの名前も着付けスタッフとして
パネルに載っていて、喜んでいたのだけど、

樹木希林展を見に行った地元の生徒が

パネルに載ったitomakiの名前に気付いてくれて、
メールをくれたんです。うれぴーナリ。

樹木希林さん風着付けは、
本角出しで、帯を低く締めて、

あまり、キッチリさせないこと(笑)です。

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水戸校で、研修会開いちゃおうかなーって、
こっそり思ってます。

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またね。
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ワカサギ釣りリベンジ [平和ネタ]

こんばんわー。

お元気ですか~?
(↑井上陽水風)

先週の3連休は北海道に行っていました。
スッゴク、スッゴク、スッゴク寒かったです。

一日目は、羽田から女満別へ
網走刑務所とかを観光して、

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川湯温泉に宿泊しました。

こんなに寒いのに「今年は寒くない」的な
地元のタクシー運転手の言葉に驚きました。

でも、その日は夕方から雪になり、
朝起きたら、一面雪化粧し、

木々には、雪が凍っていて、
地元の人でも、今日は景色がいいというくらいでした。

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こんなのは、なかなか珍しいらしいです。
温泉から、バスで駅に行き、

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川湯温泉駅から、釧路行きの電車に乗り、
途中下車して、カヌー体験をしにどこかの川へ。

川は、水が透き通っていて、とっても綺麗でした。

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カヌーは、釧路湿原の中をゆっくり進みます。

途中から川の水質が変わり、黒い水になると、
逆さ富士みたいに淵の木が写るようになりました。

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この日は、釧路市内のビジネスホテルに泊まり、
次の日は、メインイベントのワカサギ釣りでした。

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itomakiは、昨年、同じツアーでチャレンジしたのですが、
一匹も釣ることができないくて、

悔しくて、悔しくて、来年リベンジすると固く誓ったのです。

ワカサギは、連れた分はイベント会社のガイドさんが
天ぷらにしてくれるのですが、

itomakiは、母とか甥が釣ったものを
お相伴してもらったので、

今年こそは![パンチ]と鼻を膨らませていました。


はいはい、今年は4匹釣りました。
itomakiが、家族で一番釣ったのに[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

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「一番大きいのは自分が釣った」と母が何度言うので、
ちょっとモヤモヤしたけど、我慢しました。

itomakiってば、子供だわ。母もだけど。
でも、そんなことはすぐ忘れてしまって、に帰路につきました。

今週は、上京して十二単研修でした。

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なんだか忙しくて、家の中はめちゃくちゃだけど、
今は頑張り時だから、ガンバリます。

またね。
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帯が下がらないように [着付け]

こんばんわー。

今頃ですが、
明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いします。

お正月休みは9連休だったのに、
あっという間に終わってしまいました。

27日の午後からギロッポンへ。
28日は横浜そごう美術館で設営のお手伝い

29日は年賀状書きと正月映画鑑賞(期限が31日までの無料券使用)
30日は恒例の餅つき

31日は掃除
1日は初詣と新年会

2日は彼の家にご挨拶と掃除の続き
3日が横浜そごうへ行き、親戚と新年会

4日は元町で買い物
5日は普通の日曜日

9日間の休みなんて、あっという間でした。

それでも、庭の木の赤い実を見ると、
お正月なのだなーと、思うのですが。

ということで、明日から普通に仕事ですが、
夕方から、お着付けの予約が入っているので、

職場から急いで帰って来なくては[手(グー)]

明日のお着付けは、着上りに少し気を使うお客様で、
予約が決まってから、Youtubeなどを見て、

研究&勉強し、自ら実験してみたりしました。

それは、衣紋を抜いて帯を高く締める事[ひらめき]

itomakiはあまり衣紋を抜かないし、
帯もゆるゆるで低めなので、

ちゃんとできるか、元旦に実践してみました。

注目してほしいのは衿の角度で、
正面から見た時、母よりも衿が寝ていると思います。

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このことで、首が長く見えて、
なで肩に見えている(はず)と思います。

肩幅も狭く見えるはずだけど、
物理的に広いものは広いので、見えるはずってことで(笑)

衣紋は無理に抜いているけど、
itomakiの着付け技術で(笑)、安定の抜き加減。

写真にしたら、思ったより自然で、
いつもこのくらいでもいいかな?なんて思ったりしました。

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ね?案外、普通でしょ~(笑)

問題は帯で、
itomakiにしては頑張って上の方にしたけど、

初詣から戻ったら、下がってしまっていて、
帯の気持ちになったら、

きっとしっくりくる所に移動したいんだと実感して、

やっぱり、アレをしないと、

無理な位置には保てないから、
明日のお客様には相談してみようと思いました。

明日は、がんばろう!っと。

それから、小山のきものの日で当たった着物の
八掛が届いたので、仕立てに出さなければ!

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それから、今年は、itomaki的には
壮大なプロジェクトにかかわったので、

それも頑張るつもりです。

詳しくは出来上がるまで書けないので、
分からないように小出しに書いていくつもりです。

では、では、
今年もよろしくお願いします。

またね。
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