SSブログ

縞の着物が欲しくなる [平和ネタ]

こんばんわー。

いちょうまつりに関わった11月前半から
続いた怒涛の休日が終わり、

平日の夜は録画していたドラマをみたり、
歌舞伎の映画を見に行ったりしました。


ハマったドラマはNHKの「落語心中」で、
かなりまとめてみてしまって、

主人公も、その取り巻きも、
かわいそうでかわいそうで、

なんでそうなってしまうのか?と
感情が入り過ぎてしまっています。

こんなに感情移入してしまったドラマは、
「冬のソナタ」以来かな?www

でも、最終回はまだなので、楽しみ、楽しみ。


見に行った歌舞伎の映画は
「ふるあめりかに袖はぬらさじ」で、

坂東玉三郎が主役の映画。

数年前には明治座でも大地真央ちゃんがやってました。

あらすじはというと、
明治時代の横浜の、花魁の話から始まり、

花魁が単に、恋や人生に詰まって自殺したのだけど、
その自殺の理由が、事実と違ってしまって、

外国人を相手に商売をするのが嫌で自殺した、と。
そして、その時に

つゆ     やまと おみなえし
露をだに いとう倭の 女郎花

ふるあめりかに 袖はぬらさじ


というウタを詠んだ、という新聞に書かれたことから、

尊王攘夷の武士達に花魁の自決がもてはやされ、
その場に居合わせた、芸者(玉三郎)が、

攘夷党の客が期待するような話を作り上げて、
講釈師のようにその時の様子を名調子で語るのだけど、

大げさにし過ぎて、事実とつじつまが合わなくなり、
客に盛り過ぎたウソがばれて、殺されかけます。

まぁ、そのシーンが面白いのだけど、

結局は、時代に翻弄された、
一人ぼっちの芸者の哀れな生きざまを

嘆いて終わるのです。

玉三郎は、3枚着替えたうち、2枚が縞の着物で、
帯をクロスになるように結んでいて、

すごっく素敵だったから、
itomakiも縞の着物が欲しくなってしまって、

オークションで染の縞の着物を探したりしたけど、
歌舞伎のような素敵なモノはやっぱりなくて、

なんとも諦めがつかない感じです。
縞の着物、欲しいなー。

 ↓ 昨年の夏ころ
石田先生が舞台の衣装を製作したものを

研修で着せてもらった時のitomaki

DSC_1002.JPG

帯が[×]に着ていて、腰くらいに締めている。

DSC_1007.JPG

かっこいいなー。

またね。


nice!(8)  コメント(10)