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袴のウエスト出し [山本和裁研究学院]

こんばんわ。

GWもすっかり終わってしまって、
今後、仕事に励みがなくなって困っています。

もう、夏休みを楽しみにするしかないけれど、
あまりにも遠すぎて、楽しみにはならない気持ちです。


えーと、忘れてしまっているかもしれないけれど、
itomakiはまだ、なぎなた教室に通っていて、

ちょうど1年くらい前に、なぎなたの練習着を買って、
なぎなたの袋を帯で作ったりしていましたが、

DSC_0623.JPG

今月になってやっと先生から、
防具を付けた練習に加わっていいと許可が出て、

今までと違った練習ができるから、
また刺激になって、楽しみが増えたりしています。


実は、まだ防具を付けた練習に許可が出ていない時に、

職場の定年退職した(長身、やせ型、男性の)元上司が、
「断捨離をするから剣道の防具をもらってくれない?」

と言われていて、

年末のころ、なぎなたの先生に剣道の防具を
もらった方がいいのか、聞いたことがありました。

「もらってみたら?使えるかどうか、見てあげる」と
先生が言ってくれたので、

上司からもらって、先生に見てもらったら、
「使えるし良い防具だから、もらうべき」となって、

自宅で保管していました。

でも、この防具、思った以上にスゴイ防具だったんです。

DSC_2689.JPG

有段者や指導者が使うような防具で、
この度、それを修理して使うことになったのですが、

修理をしてくれる武道具屋さんが、
「これ、どうしたんですか?」と驚いていて、

なぎなたの初心者が使うものではない、と
鼻をふくらませていたのです。

でも、とても価値がある防具なのに、
捨てられたり、使われなかったらもったいないし、

でも、修理するのも、新品の初心者用を買うのと同等に
お金がかかるという葛藤も理解してくれて、

お店としても、新品を買ってくれた方が儲かるだろうに
と、気の毒がっても、

良いモノを、大事に使うことはよいこと、と言ってくれて
なぎなた用、初心者用に改造することに決めました。

itomakiも、よい着物があっても、
なかなか補修して着るのは難しいながらも、

着物を着物として利用することに価値を置いているから、

身分不相応でも、価値のある防具を使えて、嬉しいです。

もし、防具に心があったら、
「やりがいのない仕事になってしまった」と思うに違いない[ふらふら]


そろそろ、本題です。

その、長身。やせ型男性の、元上司から、
一緒に袴ももらったのですが、

お恥ずかしながら、itomakiには細すぎて、
脇の部分が開きすぎて、白の練習着が見えすぎて、

_-DppESr[1].jpg

↑ itomakiではない(笑)けど、
この部分が広くなってしまう。

なので、前のヒダの部分の間隔を広げて、
前の幅を広げようという魂胆です。

DSC_2683.JPG

ヒダの折り目は、整えたまま、

DSC_2686.JPG

左右2センチづつで、合計4センチ出しました。
ヒダの間隔が1センチ広くなっています。

DSC_2687.JPG

ズボンのウエスト出しよりは、
だいぶ簡単だったような気がします。

なんでも形からはいるitomakiには、
モッテコイの中古揃い(笑)

防具を付けた練習をするってことは、
試合に出ることもあるのかな?って、

そんなことも考えたり、考えなかったり・・・。

またね。
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