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縞の着物、出来てます! [山本和裁研究学院]

こんばんわ。

今月は何とか、目標の4回更新できました。
ギリギリですが、できました。

桜は満開で、長持ちもしているみたいだから、
明日にでも、近所の公園に行ってみようと思ってます。

県西に住んでいるばーちゃんが、
itomakiの近所の公園の桜が満開だったとテレビのニュースで見て、

itomakiが映っていないかなーと画面を凝視したと、
電話をかけてきてくれて、

そんなわけないのに、って思って
胸がきゅんとしてしました。ばーちゃん、好き[もうやだ~(悲しい顔)]


さて、昨年の(多分)秋ごろから縫っていた、
アンティークの夏銘仙が完成しています。

かなり時間はかかりましたが、
ちゃんと、自分サイズになりました。

今回も、いつもと同じように、
袖を切って、背中に足す方法です。

長くなりますが、ちゃんと写真をとったので、
載せておこうと思います。

DSC_1180.JPG

衿はバチ衿で、袖が長かったものを、

広衿にして、袖を詰めて、身丈に足し、
ついでに裄を出します。

DSC_1182.JPG

袖を身頃から外して、解いたら、

DSC_1289.JPG

袖をitomakiサイズの1尺4寸+縫い代で切りました。
切り落とした方の布は、後で使います。

DSC_1183.JPG

衿を外して、どのあたりに足すか考えます。

DSC_1314.JPG

袖を切った残りの布を背中に足しました。
お太鼓で見えない場所に足しました。

DSC_1317.JPG

内側はこんな感じです。
背伏せは、継ぎ足しておきます。

DSC_1695.JPG

次は、裄を無理に直すために(笑)

DSC_1498.JPG

入っていた縫い代を出して、
身八口を確保します(笑)

脇縫いを解すのは、最小限にしました。

DSC_1500.JPG


ここからは、重大な作業に入りますので、
大先生の登場となりました。

衿を付けるために、衿方あきを切るのですが、

DSC_1752.JPG

この辺りは、じっと見ているしかなくて、

DSC_1753.JPG

よくわからないですが、こうなって、

DSC_1754.JPG

ほつれないように、
もともと付いていた、見返しの布を付けておきました。

DSC_1769.JPG

身丈をかなり足してしまったので、
元の衿では、衿丈の生地が足りないので、

何でも良いけど同じような質感の生地を、
下前の衿先に足して、

DSC_1914.JPG

衿裏を付けました。

DSC_1916.JPG

共衿を付けて、

DSC_2187.JPG

袖を付けたら完成です。

DSC_2222.JPG

若干、左右で衿の長さが違ってしまいましたが、
ぜーんぜん、気にしていません(笑)

自分のですから、いいのです。

ラッキーなことに、左右のバランスはとても良く、
ツレてしまうようなことはありませんでした。

DSC_2253.JPG

ということで、完成です。

IMG_20180324_160400.jpg

衿に足した布も、背中に足した袖も

DSC_2535.JPG

見えないです。はい。

でも、itomakiは、この衿の形が気に入らなくて、
もっとシャープにしたかった、と、

大先生に文句をいったら、
思わぬ返事が返ってきたので、

そのことは、次回に書こうと思います。

またね。

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