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絹チーム・ポリチーム [着物のこと]

こんばんわ。

毎日寒いです。今年は本当に雪が多いですが、
実際、雪よりも、次の日の通勤の事の方が気になります。

先週の志の輔師匠の枕で、
自分の故郷の福井(?)の雪を考えれば、

東京は1㎝の雪でも大騒ぎしすぎると愚痴っていました。
確かに、首都圏のニュースでは騒ぎすぎかもしれないけど、

雪国と比べるのは許してほしいと思ったりします。

あ、このことSNSに書かないでくださいって、
言っていたかな?まぁいいか。


さて、今週は「木越まり」さんという、
着物デザイナーのデザイン講習に行ってきました。

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木越まりさんは、くるりや撫松庵のデザイナーとして
活躍し、現在はフリーです。

デザイン講習なのだけれども、アートを習うのではなくて、
ポリ着物を作るための講習です。

えーとね、itomakiの父親は呉服さんだったから、
絹の白生地の反物を染めて着物にしたり、

白生地から、どんな生地がいいのか考えて、
例えば、縮緬とか、緞子とか、振袖用とか、

使用目的を考えて、生地を染めて、仕立てて着物にする・・・
ということは、知っていたのだけれども、


つい最近になって、同じような着物に出来上がっても、
ポリだと、まったく違うルートをたどって

着物に仕立て上がるということに気が付いて、

itomakiが知っている着物業界の人では、
ポリの着物を染められないどころか、

扱っている会社すら知らないということだったのです。
絹チームは、絹の仕事only。


今回の木越先生は、絹の業界には詳しくなさそうで、
ポリ着物のことについては、

とっても詳しく教えてもらいました。
ポリチームはポリの仕事only。

交点は無いに等しい感じです(笑)

講習は、ポリ着物のなんたるか、とか、
作るための経費節減の仕方まで、盛りだくさんです。

集まった生徒達も、経歴はいろいろ。

織り子さん、個人の着物屋さん、雑誌の編集企画の人、
大手の商品開発の人、和小物製作作家など、

さすが、東京だねー。水戸より職種が幅広です。

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後ろの本棚には、たくさん着物の本がありました。


それにしても、着物って、本当に奥が深いです。

最近は、高価なものと、チープなものの
二極化が著明になってきていますが、

itomak自身が何を求めているのか?どうしたいのか?
視野が広がった反面、方向性を見失ってしまいそうです。

どちらにしても、
着物が好きで、キレイになりたいという、

最終目的は同じなのだけれども、
途中経過は、両極端なのが、なんとも難しいなー。


週末は再度上京して、久しぶりにコレ↓

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面白かった。ゲラゲラ笑ってしまった。
東京は、楽しいな[黒ハート]

またね。
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立川志の輔師匠の落語を聞きました③ [着物のこと]

こんばんわ。

テレビも新聞も、
平昌(ぴょんちゃん)オリンピックで持ち切りです。

ボードもスキーもスケートも、するする滑って、
くるくる飛んで、回って回って回って、すごいですよねー。

美しいなー。

ぴょんちゃんって、ヒラガナで書くと、
カエルのイメージがするのは、私だけかな?


さて、昨日は、水戸芸術館で催された、
「立川志の輔独演会」に行ってきました。

志の輔師匠の独演会は、
5月に大宮か太田であったので、それにも行ったし、

先月は、志の輔落語にも行ってきたのです。
・・・ブログには書いていませんが、行ったのです(笑)

だからって訳ではないのですが、
タイトルは③なんです。もっと行っているはずなのに。

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志の輔師匠の独演会といえば、
気になるのは「前座」なのですが、

おそらく、志の大さんか、志の麿さんだろうと
思っていました。

でも、今回は、なんと!志のぽんさんでした。

志のぽんさんは、茨城の出身で、地元のエリート。
近所の美術館の展示とコラボした、落語企画でも、

志のぽんさんが、ゲストで呼ばれたりして、
itomakiも、見に行って、サインとかもらって、

浮かれたりしていました。

その時のブログ リンク貼ってあります

でもでも、それよりも何よりも、
今回、志のぽんさんの着物が、とても良くて、

着物の色も、襦袢や衿の色も、
羽織の色も、羽織紐の色も、帯の合わせ方も、

itomaki的には、ストライク入りました。

今日になって本人も、ツイートしていたので、
画像をもらっておきましたが、

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もうちょっと、しっかり写してよ!って思いました。

そして、itomakiも久しぶりに着物を着ました。

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終了後に、一緒に行ったお友達と3人で、
軽く食事[バー]をしたのですが、

itomakiは、着物の着方がしっくりこなくて、
ちょっとモヤモヤしていました。

一応、一緒のお友達には、「久しぶりに着たから」と、
言い訳しましたが、

「久しぶりっていうのは、どのくらいぶりなの?」と聞かれて、
一か月も経っていなかったことに気付いて、

ごまかしたのですが、とにかくお太鼓の形が気に入らなくて、
会場でも、コートを脱ぎたくないくらいでした。

衿も、引っ込んできちゃうし、
上前も下がってきたような気持になるし、

なんか、しっくりこなくて、不完全燃焼だったなー。

会社から急いで帰って、着物を着たけれど、
なんの準備もしていなかったから、

コーデも完璧でなかったこともあったし、

とにかく!!、とにかく!!

やっぱり、準備万端にしておかないと、
納得のお出かけは、できないものだと反省して、

これからは、ちゃんと自信を持って
お出掛けできるようにしようと、思いました。はい。

次の着物お出掛けは、いつになるんだろ?

またね。
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松葉ガニ食べました。 [平和ネタ]

こんばんわ。

今回は、着物とは全く関係ない、旅行の話を。

鳥取に旅行に行きました。
松葉ガニを食べるためです。

1泊2日の強行旅行です。
itomakiと母と、彼と、姉の子2人の5人旅。

昨年同じコースで、両親とitomakiと行って来て、
とても、よかったので、また、行こうとなったのです。

昨年のブログ 貼っておきます

でも、全く違ったんです。

それは、「雪」。

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今年は本当に雪が降っているみたいで、
昨年のブログを写真だけでも見ればわかるけど、

こんなで、ぜんぜん観光できなくて(笑)

二日目の鳥取砂丘も砂は見えず・・・。

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命がけで参拝する「投げ入れ堂」というお堂にも、
行ってみようと思っていたけれど、

というか、下からだけでも見物しようと思ったけれど、
そこにも近づけないくらいの雪でした。

この場所を見つけた人もすごいけど、
お堂を造ろうと思った人もすごいし、

実際に建てた人もすごいし、参拝に行く人もスゴイです。

三徳山 投げ入れ堂

でも、しっかりカニは食べましたよ。

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どーた!!

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またね。
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自分で縫えるでしょ? [着物のこと]

こんばんわ。

昨日は立春でした。

毎年、近所の神社に豆まき・・というか、豆拾いに行きますが、
今年は喪中なので、神社には行かなかったです。

姉が、浅草寺で福豆を買ってきてくれたので、
食べるだけ食べましたが、歳の分なんてとても食べれません(笑)


さて、少し前のことなのですが、
数少ない高校時代の友達からメールがきて、

親戚の葬儀で着た着物の喪服を
どう管理したらいいのか?と聞かれたんです。

一応、近々着る予定がないのなら、
洗濯した方がよいと伝えましたが、先日、

一緒に夕食を食べた時に、更に深い話になって、
特に、義理の妹さんの話は、

お嫁に来るときに、着物の喪服を作ってもらって、
10年以上放置して、初めて着たのだそう。

そして、その後、着た喪服をどうするか?で、
お友達と義理の妹さんで話をしたんだって。

お友達は、一応、洗いに出すことにしたのだけど、
襦袢と、着物と、帯で2~3万円くらいはするから、

かなり調べて、安い所に出した、と言ってました。

でも、義理の妹さんは、
「私、出ーさナーイ」といって、そのままにした、と。

それを聞いたとき、いろんなことを考えちゃいました。

まず、洗いに出さない気持ちは、当然であろうと思う事。

だって、親が作ってくれて、自分で着れなくて、
自分で管理できなくて、

着物に何の価値も感じていないのに、
2万も3万も払うのは、無駄な出費と思うだろうし、

着たまま数年も放置したら、
どんな状態になってしまうか、想像しないだろうし、

そのような人は、たとえ親族の葬儀であっても、
洋服の喪服でいいと思ったりするのです。

または、レンタル着物喪服でよいと思う。

なんか、ホントに。
着物の喪服って必要なのかな?って思ったりしました。


itomakiは、父の葬儀の時(9月)に、
義母の形見の単衣の黒羽織を着ていたのだけれど、

その羽織が、思いがけず好評で、

「自分が着ることになったら、黒羽織を着たい」とか、
「カッコよかった」、「黒羽織いいですね」とか、

「皆と違って、一番上に羽織っていたのは何?」とか、
「羽織を着ていたのは、寒かったの?」とか、

そのことを思い出すと、
なんか、着物喪服って、よくわからない・・・。

洋服で「喪服が素敵」なんて、ほめる人はいないだろうし。

単衣の黒羽織が好評だったので、
これを機会に、裄を直そうと思って、

洗いに出したときに、袖を外してもらったから、
母に「裄直し、お願いします」と言ったら、

「自分で縫えるでしょ?」と冷たくあしらわれ、
いまだに、放置されています。

一応大切な着物は、プロに縫ってほしいと
心から思っているのに・・・。


ずっと前に、着物屋さんに聞いた話で、
着物を買いに来たお客さんが、カードで支払う時、

紬や小紋は、贅沢品だから
引き落としが認められない時があるけど、

喪服や留袖は、生活必需品だから、
だいたいは、引き落としが認められると言っていたけど、

果たして、着物喪服は、生活必需品なのだろうか?

いろいろと、モヤモヤするなー。

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コーデ上達講座の時の
バレンタインを意識した、ハート帯。

それと、高校時代の友達と食べたコース料理

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前菜

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生ハムサラダ

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ステーキ

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スパゲティー 
これに、デザートがつきました。

お友達との楽しい話は、尽きなかったけど、
時間がきたから、帰りました。

またね。
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